暮らし方の軸を決めて、柔軟にプランニング

MUJI INFILL 0 | 2017.10.17

東京都目黒区、東急東横線学芸大学駅から徒歩15分程の場所にある、築16年のマンションの1階の部屋をリノベーションしたOさんご夫妻。
現在、20歳と18歳の息子さんたちと4人で暮らしています。Oさんご夫妻は都内で美容院を経営されていて、お店から5~6km圏内の通勤利便性が良い場所というのが物件探しの条件でした。

i171017_01

[概要]
・ご住所:東京都目黒区
・築年数:2001年
・リノベーション完成年月:2017年6月
・面積:58.82m² / 1階
・ご家族構成:ご夫婦+お子さま2人

Oさんご一家は、以前は広さ80m²程の賃貸マンションで暮らしていました。
「広さは十分でしたが使い勝手があまり良くない家でした。収納の広さに合わせて物が増えてしまうという問題もありました」と話すご夫妻。お子さまたちが独立した後二人で暮らすには広すぎる、ということで住み替えの検討を始めたのだとか。
「使い勝手が良くてコンパクトな家をつくりたいと思いました」(奥さま)。
「自分たちの好みに合った家にしたかったので、新築ではなく、自然と中古マンションのリノベーションという選択になりました」(ご主人)。

早速、インターネットや雑誌で情報収集を始めたご夫妻。
「いろいろなリノベーションの事例を見ながら、自分たちの考える理想の住まいを夫婦で話し合いました」(ご主人)。
ご夫妻が無印良品の「MUJI INFILL 0」を知ったのもちょうどその頃のこと。
「『無印良品の家(戸建て住宅)』や『MUJI×UR団地リノベーションプロジェクト(団地のリノベーション)』などは以前から知っていました。『MUJI INFILL 0』についても、もっと詳しく知りたいと思い相談会に参加してみることにしたんです」(奥さま)。

i171017_02

相談会に参加したOさんご夫妻。
コンゼプトが明快でわかりやすかったです。自分たちの希望が何なのかを明確にすることもできて良かったですね。ただ、耐震性能やスペックの話は、すんなりとは頭に入ってこなかったです(笑)」(ご夫妻)。

その後、ご夫妻は「MUJI INFILL 0」の完成物件を内覧
「実際に見てみると、イメージしていた以上に仕上がりの感じが良く、自分の趣味とも合っていました。これでお願いしたいなという気持ちが完璧に固まりました」(ご主人)。
「インナーサッシのことなど、現場で見ながら具体的に説明を聞くことができて、とてもわかりやすかったです」(奥さま)。

i171017_03

また価格について、ご夫妻はこう話します。
価格は、工夫次第で抑えることができそうだなと感じました。標準仕様でも性能が高いので、ミニマムのプランで十分満足できる家になりそうだと思いました。実際に暮らしてみて、値段以上の価値を感じています」(ご夫妻)。

物件はインターネットで探して、気になったところへ足を運んだそうです。
「『MUJI INFILL 0』で施工可能な新耐震基準に適応した物件を探すのに苦労しました。この物件は希望する広さよりも少し狭かったのですが、エリアと築年数優先で決めました」(ご主人)。

i171017_heimen

プランニングのポイントは、収納スペースと息子さんたちの部屋をどうするかだったそうです。
「将来の暮らしといまの暮らし、どちらにも対応できるような可変性のある間取りが希望でした」(奥さま)。

O邸のプランは、リビング、ダイニング、キッチンがL字型につながる一室空間と個室が2つ。リビングと個室は引き戸と収納で仕切られていて、将来は広い一室空間として使うことも可能。また、リビングはカーテンで間仕切りができ、夜は寝室として利用。
「思い切ってソファをなくして良かったです。代わりに購入した無印良品の体にフィットするソファが大活躍しています」(ご主人)。

i171017_04

キッチンは2列型のアイランドキッチンを採用。動線が三角形になるように考えられていて、コンパクトな空間で無駄なく快適に作業することができます。シンクの真上に洗った食器を入れる水切りを吊るすなど、スペースを有効活用する工夫も。
「このキッチンは大正解。使いやすいからいろいろ料理をやってみたくなります。ちなみに、いま^はカレーにハマってます(笑)」(奥さま)。また「小天井の使い勝手が良いですね。仕切りがないからデッドスペースを作らずに自由に収納することができます」とも。

i171017_05
玄関には無印良品のスチールユニットシェルフが置かれ、カバンや帽子は使いやすいようにオープンな収納に、アイロンやミシンなどの生活用品はフロントパネルで隠して収納されています。

家具は、以前の家で使用していたものをそのまま持ってきたというOさん。インテリアにも独自のこだわりがあるようです。
「家で使うためにつくられた家具よりも、工場や店舗のためにつくられたものが意外と使いやすくて好きなんです。見た目も格好良いし耐久性が高いんです」とご主人。

i171017_06

また、無印良品の収納用品も随所に活用。
「結婚当初から大切に使っている物もありますし、リノベーションをした前後は頻繁に買い物にいっていました。衣類やスニーカーなんかもシンプルで好きですね」(ご夫妻)。

断熱性能の高さも実感しているという奥さまは、「エアコンを結構使っても光熱費はかからなくなりました。冬が楽しみです」と話します。
「家の見た目だけじゃなく、性能も上がると暮らしが上質になりますね」(ご主人)。

最後に、これからリノベーションを検討する人へメッセージをいただきました。
「どんな暮らし方をしたいのかしっかりと軸を決めておくと、いろいろな変更があったとしても最終的にそこに戻れるので、良い家づくりができると思います」(ご主人)。
「頭を柔軟にしておくと、もし実現できないことがあったとしても別の可能性が開けると思います。あと、よく夫婦で相談しながら進めるのが良いですね」(奥さま)。

※掲載写真は取材時のものであり、現在はご採用いただけない仕様もございます

開催予定の「イベント・相談会・物件見学」