No.7

リビングから緑を望む、専用庭のある暮らし

MUJI INFILL 0 | 2017.9.26

東京都大田区、東急池上線沿線の閑静な住宅街に建つ築19年のマンション。
Tさんがリノベーションした1階のお部屋には、ベランダから続く広い専用庭があります。庭には芝生が張られ、天気の良い日にはお子さまたちが庭を走りまわって遊んだり、ハンモックでくつろいだりしているそうです。

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[概要]
・ご住所:東京都大田区
・築年数:1998年
・リノベーション完成年月:2017年2月
・面積:83.53m² / 1階
・ご家族構成:ご夫婦+お子さま2人

以前は都内の賃貸マンションに住んでいたというTさん、お子さまたちの成長に合わせて広めの家を探し始めたといいます。
「以前の家は手狭なことと、賃貸なので自分たちで自由に手を加えられないことが不満でした」という奥さま。

検討を始めた当初、新築の一戸建を含め幅広く情報収集をしていたそうですが、最終的に中古マンションのリノベーションという選択にしたのは、Tさんよりも少し前にリノベーションをしたご友人の影響が大きかったのだとか。
「友人が、自分の好きなように間取りや設備を選んでいる様子がとても楽しそうでした。完成した家も良い感じだったので、自分たちにも同じようなやり方が良いと思ったんです。新築よりも価格が抑えられることも魅力でした」(ご主人)。

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Tさんは、いくつかのリノベーション会社を検討する中で、無印良品のリノベーション「MUJI INFILL 0」を選んだ理由をこう話します。
『無印良品の家』のメールマガジンで『MUJI INFILL 0』のプロジェクトを知りました。一室空間での暮らしや、ライフスタイルに合わせて間取りを変えられるというコンセプトに惹かれました。もともと無印良品のシンプルな感じが好きだったことも大きかったと思います」(奥さま)。
「友人は海外製のキッチン設備を取り寄せるなどして理想の住まいを追求していましたが、自分にはそこまで強いこだわりがなかったので、手頃な価格で良いデザインのものを提案してくれる、無印良品のリノベーションがちょうど良く感じたんです」(ご主人)。

また、実際に「MUJI INFILL 0」の完成物件を見学したことも決断の後押しとなったようです。
「間仕切りのない開放的な空間は、数字で書かれている平米数よりも広く感じました。キッチンが格好良かったのも印象的でした」(奥さま)。

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今回、無印良品 有楽町リノベーションセンターでは物件探しからお手伝い。
Tさんのご希望は80平米以上の広めの物件。周辺環境や建物の雰囲気が気に入り、この場所に決定しました。
「このマンションは中庭に噴水があって、風の通りも良さそう。1階なのでちょっと室内が暗い気はしましたが、リノベーションすれば良くなるだろうと思いました。専用の庭があるのも魅力の一つでした」(ご夫妻)。

Tさんがプランニングで実現したかったことは、広々として風通しの良いLDK空間。細かい仕様などで迷ったときはシンプルな方を選択したというご主人、「イメージ通りの家が完成した」といいます。

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玄関は広めの土間になっていて、たっぷり収納できる備え付けの収納を設置。この玄関がとくにお気に入りという奥さま、「七夕の笹を飾ってみたら良い感じになりました。靴箱の下の間接照明は、遊びに来た友人からも好評でした」と嬉しそうに話します。

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室内に入ると、北側には寝室と子ども部屋。玄関から続く廊下(ホール)は120cm程の幅があり、ゆったりとしたスペースになっています。

ウォークインクローゼットを挟んで南側にはリビング・ダイニングとキッチン。「大きめのクローゼットは家族全員分の衣類などを収納できて便利です」(ご主人)。
家事動線を考えて、キッチンから洗面室へは通り抜けられるつくり。「アイランドキッチンにして良かったです。友人が来たときにリビングの方を向いて会話しながらお料理できるのがいいですね」(奥さま)。

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建物のコンクリートの表情を生かした塗装の壁も奥さまお気に入りのポイント。
「表面のボコボコした感じを見るのが好きです。マニアックですけど(笑)」(奥さま)。
「白い壁は、塗り直せると思うと汚れもあまり気にならないですね」(ご主人)。

ご主人のご希望だった風通しの良さも叶えられたようで、「家の中に空気が溜まる場所が無く、湿気や結露に悩まされることもありません」と納得のご様子。
また「インナーサッシのおかげで家の中がとても静かで快適です」とも。ただ、間仕切りの少ない空間のため、テレビなどの生活音が多少気になることもあるようです。

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これからの暮らしについてご夫妻はこう話します。
「庭に子ども用の砂場をつくりたいと思っています。あと、もみの木を植えたりして季節の行事を楽みたいですね」(奥さま)。
「家具や雑貨を少しずつ買い足して自分好みの家を完成させたいと思っています」(ご主人)。

最後に、これからリノベーションを検討する人にメッセージをいただきました。
「リノベーションは、いちから自分たちの思うようにつくることができるので、新築物件を購入する以上の満足度だと思います。なるべく多くの事例を見て、具体的にイメージすると良いと思います」(ご主人)。
「部屋の中はどのようにでもできるので、逆に周辺の環境など変えられない部分を重視しても良いのかなと思います」(奥さま)。

※掲載写真は取材時のものであり、現在はご採用いただけない仕様もございます

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