vol.10 桜の家
「無印良品の家」で暮らす人を訪ねて愛知県西尾市へ。
フードディレクターの野村友里さんが、
笑顔とごちそうの「窓の家」に会いに行きました。

施工例 | 2012.7.24

ダイアログ2

ごちそうが並ぶ食卓にて

パーティーの始まり

全員
いただきまーす。かんぱーい!!
長男
きゃははははは。んまんま~(嬉しそう)
ゲスト1
ブログ読んでますよ。
あ、ありがとうございます。
ゲスト2
ワインの色がキレイですね。
野村さん
この雰囲気……いっぱい飲んじゃいそう。どうしよう。
以前、飲み過ぎて子供部屋に泊まっていく友人もいましたからね。時間が許せばワインをたくさん楽しんでほしいところですが……。
みなさん、お腹いっぱい食べていってくださいね。

野村さん
全部、奥様がつくったんですか?
はい。苦手なものはないですか?
ゲスト2
ないでーす。全粒粉のローズマリーのフォカッチャ、新じゃがのサラダ、アスパラガス、ほうれん草のキッシュ、アジのエスカベッシュ……。
ゲスト1
うわぁ、コレおいしい!
野村さん
ホント、とてもおいしいです。
ゲスト2
これは何のスープですか? カボチャ?
あ、これはですね、隣町の碧南市の砂地で栽培している「へきなん美人」というニンジンのスープです。ここのニンジンはとても甘くて、デザートにもいいですね。
野村さん
本当だ。甘いですね。
長男
うまうまー!!!
みんな地元の野菜と魚なんですよ。それは一色漁港で水揚げされた三河湾のアジです。

生まれた町が一番好き

野村さん
ところで、お二人はここが生まれ育った町なんですか?
私はこの町(西尾市)から出たことないですね。
野村さん
スゴい。よほど環境が良くて住みやすいんですね。
妻の実家は岐阜の風光明媚なところで自然も豊かですが、それに比べると、ここは特に自然に恵まれているというわけでもないし、都会というわけでもなく、中途半端な町かもしれない。でも生まれたところが好きなのは、みなさん一緒だと思うんですよ。
野村さん
あ、その考え方には共感できます。みんな生まれたところをいちばん好きになりたいって思うけど、ついつい知らない土地にも行ってみたいと思う。でも、実は自分が生まれた町を好きになれば、環境も良くしたいと自然に思うし、その想いが集合体となり素敵な町になる、それが理想ですよね。その点でも気に入った家に暮らす意味は大きいですよ。暮らしを楽しもうと思う気持ちが、まわりの環境を良くしていくと思いますからね。
ただ、そこまで地元愛があるかと言われると……。
私は、夫はこの町が好きだと思う(キッパリ)。
野村さん
私もそう思う。町を出る理由がないって、西尾市を愛してるってことですよね。
ゲスト1、2
うんうん、間違いないですね。
やっぱりそうなのかなー。
私はここは地元ではないけど、10年以上生活してみると、暮らしやすいし、この町がとても気に入っていますよ。今ではホントに大好きです。
長男
うまうまー!!!
このチキンは大葉でマリネしてグリルしたものです。
ゲスト1
おいしいですね。
ゲスト2
ご主人は結婚する前からこんなにおいしい食事をごちそうになっていたんですか?
昔の話はねー。結婚して13年ですから……。
野村さん
へー、そうなんですか。
ただ、結婚してからしばらくは仕事をしていたので、家で時間をかけて料理を楽しむようになったのは、子どもが産まれて、家を建ててからですかね。
当時は妻はレストランで働いていましたから。ソムリエの資格を取ったのもその頃です。
ええ。でも接客にはワインだけではなく、料理の知識も必要ですから、お客さまが食べる料理がどうやってつくられているのかを知りたくて、厨房にも入りました。
野村さん
じゃあ、今はお家がレストランですね。
メニューには家庭的な料理ももちろんありますよ(笑)。親子丼がまた美味しいんです~