ダイアログ3

ごちゃごちゃは嫌い

ダイニングテーブルでお茶を飲みながら

Oさん
お茶をどうぞ。
長谷川さん
あ、どうも。いただきます。ところで、Oさん家族はテレビは観ます?
Oさん
よく観ますよ。
長谷川さん
え~、よく観るのにこんな感じなんですか~(笑)。
Oさん
ええ、みんな床座で観てます。

長谷川さん
実はぼく、テレビの置き方は、この家みたいに床に直置きがいちばんカッコいいと思ってるんですよ。画面サイズのバランスもいいですよね。日本のリビングルームの広さは昔からあまり変わっていないのに、テレビの画面だけ大きくなっているでしょ。不思議と「新築したら大きなテレビを買う」という雰囲気があって、そうなるとテレビがいちばんエラい家みたいになっちゃいますよね。
Oさん
確かにそうですね。それはちょっとね……。
長谷川さん
これほど、床と壁の輪郭がはっきり見える家ってなかなかない。これくらいモノが少ない暮らしだと、フローリング材の質感も左官仕上げのテクスチュアも生きてきますね。
Oさん
モノがたくさんあるほうがストレスがたまるんですよ。少なければ少ないほどリラックスできる性格で……。
長谷川さん
昔からそうでした?
Oさん
そうですね。ごちゃごちゃが嫌い。
長谷川さん
でも、ご主人が無駄なモノ買ってきたりしません?
Oさん
無駄なモノは買わないですね。お酒買うくらい。コレクションの趣味もないですし。
長谷川さん
そうですか……。

「窓の家に出会うまでは・・・」

長谷川さん
ところで、家づくりでご主人の要望はどんなことでした?
Oさん
基本的には私に任されてましたから、特になかったかな。トイレは温水洗浄便座にしてくれと言われたくらい。
長谷川さん
う~ん、男としては少々切ないな。……えーと、ここの土地はもともと入手済みだったんですよね。
Oさん
ここに引っ越す前は近所の賃貸住宅で暮らしていたんですよ。それで、この宅地が売り出されたというので見にきて、すぐに購入しました。6年くらい前でしょうか。
長谷川さん
6年って、ずいぶんと寝かしていたんですね。ひょっとして家建てること忘れてたんじゃないですか(笑)。
Oさん
確かに「窓の家」を見るまで具体的な計画はなかったですね。住宅展示場も行かなかったし。展示場に行くとあちらのペースに強引に引っ張られそうな感じがして、それも嫌だったんです。
長谷川さん
ホントに「窓の家」が気に入ったんですね。
Oさん
本当は建築家に設計してもらうのが夢だったんですよ。でも予算が心配だったし、何もないところから、すべて自分で決めなければならなかったり、ハードルが高そうで……。それで、「無印良品」のお店に買い物に行った時に「窓の家」のポスターを見てもう一目惚れ。
長谷川さん
最初にウチに来てくれれば良かったのに(笑)。ま、それはともかく、「窓の家」は、どんなところが気に入ったんですか?
Oさん
やっぱり外観ですね。飾りがない。無駄なモノがない。スッキリ。そんなところでしょうか。
長谷川さん
う~ん、やっぱり生活スタイルからデザインの好みまで一貫してますね。