泊まれる陽の家1:心をまるくする『高嶺の森のコテージ』

住まいのかたち | 2023.6.30

無印良品が販売する平家『陽の家』に宿泊できる施設があることをご存じですか? コテージのようにゆったりと建ち並ぶ『陽の家』に、まるで暮らすように泊まる。そんな日常のような非日常を味わえるのが、静岡県御殿場市にある『高嶺の森のコテージ』です。

そもそも「陽の家」とは?

無印良品が販売する家の中でも、ひときわ大きな窓とウッドデッキが目を引く「陽の家」。一室空間の平家なので、家具の配置で間取りをいかようにもアレンジすることができます。

「陽の家」は、窓を完全に壁の中に収納できる全開口サッシを採用しています。全開時に余計なものが見えず、室内にいるとは思えない景色が視界いっぱいに広がります。ほかでは味わったことのない開放感を得ることができる、「陽の家」自慢の仕様です。

床とウッドデッキは段差がなくスムーズに繋がり、室内と屋外の境界線があいまいになった今までにない空間を生み出します。軒天と開口部の高さを合わせているのも、内と外の境界線をなくすための工夫です。また軒を深く設定することで、夏は日差しを遮り、冬は自然光を取り込めるようになっています。無印良品の家が大切にしている「冷暖房に頼らず自然の中で快適に生きる」を体現する、パッシブデザインです。

ウッドデッキは基本的に1,365mmの板張りですが、拡張はもちろんのこと、掘りを設けたり、樹木や小さな菜園を囲むようにデッキを設置するなど生活に合わせたカスタマイズが可能。ソファやテーブルなどの家具を持ち出せば、とっておきのくつろぎ空間にすることもできます。居住スペースと庭が地続きに繋がる“窓を介して、庭と仲良くする家”、それが「陽の家」です。

「陽の家」に泊まれる宿泊施設『高嶺の森のコテージ』

そんな「陽の家」に泊まれる施設が、静岡県御殿場市の富士山麓に広がる『高嶺の森のコテージ』。2021年11月にオープンしたこちらは、小道沿いに10棟の「陽の家」が並びます。ゲストは一棟貸し切りで暮らすような宿泊を体験できるのですが、コテージに「陽の家」が採用された背景には、『高嶺の森のコテージ』企画・運営を行う株式会社M’ADICAL(マディカル)の方たちの思いがありました。

もともと『高嶺の森のコテージ』プロジェクトは、「みんなが喜んでくれる夢のある街をつくりたい」というマディカル社の思いからスタート。企画・運営・支配人をしている神田さんが無印良品のファンだったこともあり、御殿場の地に宿泊施設を建設したい、と2018年の秋に無印良品の担当者に相談をしたそう。そこで提案したのが、まだリリースされていなかった「陽の家」。その後神田さんは、千葉県いすみ市に建設した「陽の家」のモデルハウスを見学、これがいい!とひとめぼれし、10棟のコテージとして建設されました。

『高嶺の森のコテージ』の大きなコンセプトとして「健康」が挙げられます。例えば、ここにはテレビがありません。普段無意識に触れてしまうテレビから離れたり、スマートフォンを置いてデジタルデトックスをすることで、自分自身と向き合うきっかけづくりの場所になってほしいという想いがこめられています。美しい自然に囲まれた場所で、目の前にいる大切な人とゆっくり話すことで、日常のなにげない幸せに気づくかもしれません。

また、ゲストの心をまるくしたい、という思いから、部屋に置かれた円卓やその端材でつくった宿泊棟のキーホルダー、部屋に置かれたアート作品など「まる」がたくさん。この場所で過ごすことで心のかどがとれて、まるくなっていくのを感じられるはずです。

隣接するビオトープでは、そのまま飲めるほどきれいな富士山の地下水が湧き出ています。池には鴨が暮らし、運が良ければ鹿に出会えることも。『高嶺の森のコテージ』の看板犬でもある、7頭のラブラドールや2頭の黒ヤギも元気に敷地内を走り回っています。富士山をのぞむ景色の中、豊かな自然や動物と触れ合えるのも心の健康に一役買ってくれそうです。

10棟の家もただ建てられているわけではありません。窓からどんな景色が見えるか、木々はどんなふうに見えるかなど、配置もこだわり抜かれています。レセプション棟の本棚にはスタッフおすすめの書籍が並ぶなど、室内にもこだわりがちらほら。敷地内のオープンスペースでは、宿泊者以外も参加できるフリーマーケットやハーバル教室や大人も子どもも楽しめる造形教室などのイベントが開催され、地域と繋がる場にもなっています。

食事は、レセプションのレストランスペース「高嶺の森の喫茶室」にていただけます。御殿場の野菜やお米をふんだんに使い、味噌や植物性のものだけで作ったヴィーガンバターなど自家製のものもたくさん。
※今回のキャンペーンには食事はつきません。

宿泊された方の声

お部屋には、『高嶺の森の縷々手帖』というノートがおいてあり、宿泊されたお客様が好きなことを綴れるようになっています。実際に書かれていた感想をご紹介します。

陽の家を実際に使うことができ、とても満足しました。
早起きしてみてください。
朝日に染まっていく富士山を観ることができます。
とても美しい瞬間に出会えます。
自然の中の緑の空間でゆったりと過ごさせていただきました。
朝起きてバルコニーに出ると、鳥のさえずりが耳に心地よく爽やかでした。
夕食と朝食もとても丁寧な仕事ぶりで体中がリフレッシュされました。
東京方面から友達6人で宿泊させていただきました。
このような自然豊かな場所に宿泊できてとても嬉しかったです。
テレビがない部屋で友人たちと沢山話ができて本当に楽しかったです。
すてきなランドスケープの中を歩くのは、私をとてもうきうきさせました。
夜は星空を眺め、トランプをし、朝はみんなでお散歩しました。
家族で素敵な時間を過ごすことができました。
ありがとうございます。
星空の下、焚火でマシュマロを焼き、チャイを飲みながら
わんちゃんともふれあうことができ息子も喜んでいまいた。
車いすの息子に楽しい時間をありがとうございます。
また、色々と配慮していただき感謝致します。
次回来ることができる日まで、日々頑張ります。
東京から夫婦2人で『陽の家』を体験したくやってきました。
やはり『陽の家』は森と美しいランドスケープとの相性が抜群に良いということです。
新たな発見がこの『高嶺の森』にはたくさんありました。
アンジュレーションをうまく利用して各棟が視線を交差しない工夫や、側溝蓋を無垢の足場材を加工した風景を壊さない水処理計画などや優しくうねったメインアプローチなどなど沢山のデザインのアイディアが散りばめられていて楽しかったです。

素敵なイラストもたくさん描かれていました。

『高嶺の森コテージ』は、宿泊施設としてスタートしてから1年半ですが、リピーターのお客様も多く、一度ご宿泊されたことのあるお客様は次のご宿泊の際に、ご自身のご両親やご友人をお誘いしてお越しくださったり、連泊をされるお客様も多くいらっしゃるそうです。

特に、豊かな自然のなかで、大切な方とゆったりとした時間を過ごしたいというお客様が多く利用されているとのこと。
また、無印良品の「陽の家」をご検討されているお客様からの予約も非常に多く、お近くにお住まいの方から遠方の方まで、実際にくらしを体験、イメージできるといった理由で『高嶺の森のコテージ』にご宿泊を希望される方が多いそうです。

敷地内のどの場所からでも目の前に広がる雄大な富士山の表情を身近に感じることができ、木のぬくもりに包まれた空間で、ゆったりとした環境のなか“暮らすように”滞在することができる、素敵な空間です。

6月28日(金)まで、『高嶺の森のコテージ』をはじめとした「無印良品の家」の宿泊をプレゼントするキャンペーンを開催中です。

高嶺の森のコテージ
住所:静岡県御殿場市上小林1506-6
料金:2名様用コテージ30,000円~ 4名様用コテージ60,000円~
   ※定員数を超えてのご宿泊希望のお客様はご相談ください。
TEL:ご予約・お問い合わせ 0550-75-7981 (10:00~18:00)
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