無印良品東京有明店舗内に団地の屋外空間の一部まで再現した新モデルルームが完成。新プロジェクト「団地をみんなで考える研究所」も始動します。

MUJI×UR団地レポート | 2026.3.10

2026年2月、MUJI×URの新プロジェクト「団地をみんなで考える研究所」を始動します。2012年に始まった「MUJI×UR 団地リノベーションプロジェクト」では、これまで全国79団地で約1,500戸のリノベーション住戸を供給してまいりました。(2025年11月末時点)

2021年には、団地住戸だけでなく、団地外観、屋外広場、商店街区にもリノベーション対象を拡大し、地域コミュニティの形成に取り組む事業として「MUJI×UR 団地まるごとリノベーション」を開始。これまで全国4団地で展開をしています。
今回始動する新プロジェクト「団地をみんなで考える研究所」では、お客さまとの対話を通じて、団地や暮らしの新しい価値創造とリノベーションの更なる展開を目指します。

また、2月6日に無印良品 東京有明内に、全国で初めてとなる屋外空間を再現した新しいMUJI×URのモデルルームがオープンしました。無印良品 東京有明は、関東地方最大規模の1,400坪というフロア面積を持ち、東京・神奈川・千葉・埼玉の一都三県から広域集客ができる店舗です。住空間の実物展示が充実している点も特長です。
新モデルルームはMUJI×URの情報発信拠点及び、新プロジェクトの活動拠点として活用をしてまいります。

団地をみんなで考える研究所
本プロジェクトでは、従来の提案型の枠を超え、WEBとモデルルームを拠点として、たくさんのお客さまからの声を収集し、団地や暮らしに関する商品やサービスを協創する新しいプロセスを確立します。

大・中・小、3つのプロジェクトスケール
「団地をみんなで考える研究所」のプロジェクトは、大・中・小の3つのスケールに分けて考えていきます。


団地を地域に開いて、団地を中心とした地域活性化を目指します。団地にお住まいの方々だけでなく、周辺地域に住まわれている方々にも積極的に団地にお越しいただき、一緒に活動を行ったり、イベントに参加していただいたり、団地を楽しんでいただくことをやっていきたいと思います。


団地共用部の活性化を行います。団地にお住まいの方々だけでなく、周辺地域に住まわれている方々にも集会所などの共用部をぜひ活用していただきたいと考えています。そのために、活用したくなるリノベーションを行ったり、運営を行ったりすることで、多世代が集まって住むことのメリットを享受できるようにしたいと思います。


これまでも行ってきた団地住戸の提案です。常に暮らし方はアップデートされていますので、お客さまの声を聞きながら新たな提案をしていきたいと考えています。

WEBとモデルルーム、2つの拠点

WEBでは、無印良品のWEBサイトを使ってUR団地にお住まいの方や無印良品のファンの方にアンケートを取らせていただき、アイデアを一緒に考えていただくことを検討しています。
無印良品東京有明のモデルルームでは、イベントに参加いただいた方やモデルルームに来ていただいた方のリアルな声を集めたり、実物大のモックアップなどを体験していただき、ご意見をいただきたいと考えています。

プロジェクトフロー

プロジェクトはたくさんのお客さま(※)にアンケート等を取ってインプットしていくところから始まります。
集まった意見を私たちの方で咀嚼して、WEBサイトやモデルルームでアイデアを展開。それをお客さまに見ていただき、ご意見をいただきながらブラッシュアップをしていきます。
アイデアが磨かれた後に、ケーススタディとして実際に団地や地域でやってみて、評判が良ければ他の団地や地域に横展開をしていくというフローを考えています。
(※新プロジェクトに賛同・参加する方々を、年間で2万人集めることを目指します)

無印良品東京有明 新モデルルーム
新しいモデルルームには、「団地屋外ひろば」を表現したエリアと、住戸内(MUJI×UR Plan+S)を表現した2つのエリアがあります。

団地屋外ひろば
掲示板やマンホール、注意喚起看板や玄関ドア、牛乳瓶BOXなど、実際に団地から取り寄せたものがあります。これらは、建て替えのために除却されることになった東中神団地等の資材を活用しています。

また、こちらに置かれているベンチやテーブルはUR都市機構とMUJI HOUSEで共同開発した「つながるストリートファニチャー」というオリジナル製品です。それぞれを単体でも、つなげて広く使うこともできます。実際に花見川団地などいくつかの団地でも使われています。

住戸内(MUJI×UR Plan+S)
内部には、玄関、洗面スペース、寝室、ダイニングキッチン、リビング、押入が再現されています。

MUJI×UR団地リノベーションプロジェクのコンセプトである「こわしすぎず、つくりこみすぎない」の観点から、古くから団地で使われてきて経年変化した敷居や鴨居、柱などを使用しています。

他にも吊り戸棚やトイレドアの握り玉なども、団地で使われてきたものを使用しています。
また、MUJI×UR 共同開発のオリジナルパーツも随所に使っています。

和室としても洋室としても、床座でも椅子座でも使える「麻畳」、100%古紙原料のダンボールを使った「ダンボールふすま」、ラフな木目の素材感をそのまま生かした「ラワン合板フローリング」、収納を自由にカスタマイズできる「持ち出しキッチン」「オリジナル洗面台」などを見ることができます。

今回はモデルルームのオープンに合わせてメディア発表会を行い、モデルルーム及び新プロジェクト「団地をみんなで考える研究所」の紹介をしました。
当日は多くのメディアの方にお越しいただき、様々な媒体で取り上げていただきました。

今後、無印良品東京有明のモデルルームを拠点とし、お客さまと一緒に考えながら、団地と地域のさらなる活性化に取り組んでいきたいと思います。

乞うご期待ください。