2万人に聞いた「理想の平屋」とは|アンケートを振り返って

みんなで考える理想の平屋 | 2025.1.6

私たち「無印良品の家」は、2024年7月から「みんなで考える理想の平屋プロジェクト」と題し、今求められる新しい平屋のかたちについてみなさんと考えてきました。
全6回のアンケートで、延べ2万2千人の方にご回答いただきました。ご協力誠にありがとうございました。

本日は改めてアンケート結果を振り返っていきたいと思います。
各回の詳細はこちらをご覧ください。

理想の平屋プロジェクト >

Q.平屋に住んでみたいですか

第1回アンケートより(2024年7月29日~8月4日実施)

Q.平屋のよいところだと感じる部分はどこですか(複数回答可)

第1回アンケートより(2024年7月29日~8月4日実施)

まず驚いたのですが、なんと90%を超える方が「平屋に住んでみたい」と回答しています。階段がなく、ワンフロアで生活できる安心感や、家事動線が良いことが人気の主な理由のようです。特に50代の夫婦2人暮らしの方に、より多く支持を得られていることがわかりました。

Q.ご家族それぞれ、一番長く居る場所はどこですか?

第2回アンケートより(2024年8月26日~9月1日実施)

Q.リビングで主に何をしていますか?(複数回答可)

第2回アンケートより(2024年8月26日~9月1日実施)

また、家族の団らんについてお伺いした第2回のアンケートでは、ご家族それぞれが最も長く過ごす場所はリビングだということがわかりました。
リビングはみんなで集まって団らんする場所というイメージがありますが、仕事や趣味、またひとりでリラックスする場所として、同じ空間でご家族それぞれが思い思いに過ごしているようです。

Q.自宅で料理は週に何日程度しますか?

第3回アンケートより(2024年9月13日~9月23日実施)

Q.あなたは、ご自宅でどなたかと料理を一緒にしたいと思いますか?

第3回アンケートより(2024年9月13日~9月23日実施)

料理を毎日する人は全体で63%でした。年齢別にみると、高年代層ほど比率が上がり、女性では、40代は約6割、50代は約7割、60代以降では約8割となっていました。また、「気が向いたときに一緒に料理をしたい」という方を含め、約6割の方は、一緒に料理をしたいと考えているようです。

Q.普段、どなたと一緒に寝ていますか?(複数回答可)

第4回アンケートより(2024年10月4日~10月14日実施)

Q.できるなら、どなたと一緒に寝たいですか?(複数回答可)

第4回アンケートより(2024年10月4日~10月14日実施)

「夫婦仲は良好だけど、寝室は別にしたい」と望むご夫婦や、年齢を重ねるごとに「別々の部屋で寝る」と回答した方が増え、新婚・子育て・子どもの独立など、年齢とともに生活環境が徐々に変わっていくことがうかがえました。

Q.ご自宅で仕事をするとき(するとしたら)、どのような空間が理想ですか?

第4回アンケートより(2024年10月4日~10月14日実施)

仕事をする上での理想の空間は?という問いには、「小さくてもいいので、書斎として独立した個室タイプ」を希望されている方が43%と圧倒的に多い結果となりました。

家を考えるときに優先度が低くなりがちな「自分の居場所」ですが、仕事や趣味に集中でき、小さくても家族とちょうどよい距離感が保て、お互いが自分のペースでいられるプライベート空間の充実は、TVを見ていた娯楽の時代から、いろいろなコンテンツが増えている現代において、必要なスペースとなってきているのかもしれません。

Q.「家事動線」を考える上で、あなたが最も重要だと思うのは、次のうちどれですか?

第5回アンケートより(2024年10月25日~11月4日実施)

Q.収納で、具体的に困っていることは何ですか?

第5回アンケートより(2024年10月25日~11月4日実施)

夫婦共働きが一般的となり、ライフスタイルや働き方が多様化された今、「効率が良い住まい」が求められています。効率よく暮らすために考慮すべきは家事動線ですが、中でも複雑になりやすい「洗濯動線」が最も重要だと思われていることがわかりました。
また、収納については、「収納スペースが少ない」と言いつつも、モノが多く「捨てなくては」と思いながら長年処分できずに持ち続けているモノがある、という方も多く、その悩みを払拭するためにも、まとまった場所に大きめの収納が欲しいと要望される方が多いのかもしれません。

いただいたご意見をもとに、陽の家は新しい仕様を追加し、みなさんにとっての「理想の平屋」を目指します。
詳細は1月17日(金)にご紹介いたしますので、ぜひご期待ください。