「理想の平屋アンケート」を開始します。|結果公開中

みんなで考える理想の平屋 | 2024.7.29

第6期1回「理想の平屋についてアンケート」結果はこちら >
実施期間:2024年7月29日(月)~8月4日(日)
たくさんのご回答ありがとうございました。
マイルの付与は、2024年9月上旬頃を予定しています。

今、平屋の人気が上昇し、静かなブームであることをご存じでしょうか?

国土交通省の「建築着工統計調査」によると、全体の住宅着工棟数が減少する中、平屋の着工数は、2016年で3万8,670棟であったのに対し、2023年は5万8,154棟と1.5倍に増加し、新築の一戸建て全体に占める平屋の割合は7件に1件と増えて続けています。

無印良品の家でも平屋(陽の家)をお選びいただく方の割合は増えており、その割合はなんと、5件に1件という人気ぶりです。

出典:国土交通省 「建築着工統計調査 / 建築物着工統計」

「今」、平屋が人気の理由はなんだと思いますか?

平屋は、階段がなくワンフロアのため、家事がしやすく、家族とのコミュニケーションがとりやすいこと、子育ても介護もしやすく将来的にも快適で、上の階を支える必要が無いため設計の自由度も上がり、広々とした空間や大きな開口部をつくりやすいこと・・・いろいろなメリットがありますが、「今」、平屋に人気があるのはどんな理由なのでしょうか。

(1)家族のかたちの多様化
一般的な家づくりは、「両親+子ども2人」が標準家族モデルとされてきましたが、生涯結婚を選択結婚しない単身者、こどもをもたない夫婦、離婚や再婚を経験する人、事実婚やひとり親、同性同士のパートナーなど、家族のかたちは多様化しています。

2023年7月に厚生労働省から発表された国民生活基礎調査の結果によると、1世帯当たりの人数は平均2.25人。少子高齢化が進み未婚率も上昇。少人数による世帯構成化が進んでいます。

戸建て住宅の懸念点の1つ「広い土地が必要」という点で考えると、一人暮らしや2人暮らしのご家族には、平屋は、ちょうどよい暮らしが実現できるのも、平屋の人気を後押ししていそうです。

(2)長くなった老後
「親+こども」の標準家族モデルで暮らしていても、こどもが独立すると、また夫婦2人の生活が始まります。人生100年時代、こどもと一緒に暮らす年数よりも、夫婦2人だけで暮らす年数の方が「はるかに」長くなったことも家づくりのきっかけとなっているようです。

これまで若い世代をはじめ、住まいを購入する目的は、「結婚」「子どもが生まれた」など、家族の人数が「増える」タイミングで家づくりを考えることが一般的でしたが、昨今、平均寿命が延び、これまでなら定年退職を迎える年齢はまだまだ現役で働く時代となりました。長くなった老後と積極的に前向きに向き合った結果、平屋での家づくりを考えはじめた、という方が増えてきたように思います。

この時代のニーズあった平屋とは?

では、どんな平屋が今、この時代のニーズに合った平屋になるでしょうか。

まず、コロナによる在宅ワークの急速な普及により、家の中で仕事をするスペースが必要になりました。

また、ひと昔前は、家族団らんといえば家族一緒にテレビを見る様子が思い浮かびましたが、今はスマートフォンやタブレットの普及により、みんなで1つのものを共有するというよりも、個々に動画を見たりゲームをしたり、一緒の空間にはいるけど別々のことをしているご家族もいるでしょう。

ご夫婦でも、生活の時間帯もまちまちですし、寝る前にゆっくり部屋で本を読んだり、音楽を聴いたりと、各々自分の時間をもちたいというご夫婦もいるのではないでしょうか。
だからといって家族・夫婦仲が悪いという訳ではないですよね。

結婚という形にとらわれずにパートナーとして暮らしている方々も含め、お互いに自立しているからこそ、それぞれの空間や時間を尊重し合うというのも、現代の暮らしのかたちとしてあるのではないかと思うのです。

そこで、これまで「一室空間」の提案をしてきた私たちですが、一般的とされてきた暮らし方や家族のあり方を見直し、時代の変化にあわせて求められている、新しい平屋での暮らしについて、みなさんと一緒に考えていきたいと思います。

第1回は、「平屋」についてお聞かせください。

第6期1回「理想の平屋についてアンケート」結果はこちら >

実施期間:2024年7月29日(月)~8月4日(日)
たくさんのご回答ありがとうございました。
マイルの付与は、2024年9月上旬頃を予定しています。