暮らしのうらっかわ。藤沢の団地大使の住まいレポート

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リノベーション現場の見学へ

2023年10月27日 暮らし

リノベーション現場の見学へ

皆さんこんにちは。『藤沢の団地大使』のnidones(にどねす)です。
本日も妻のミオがお届けします。

 

お引越しから三週間ほど。観葉植物を増やしたり、新しいひとり掛けのソファを迎えたり。いい具合にお部屋づくりが進んでおります〜!

光がたっぷり注ぐ南の窓のそばが、植物たちの居場所 ☺︎

新入りソファさん。

無印のユニットソファも併せて活躍中。

 

YouTube の方でも最近の暮らしをお届けしているので、よかったらぜひぜひご覧くださいね。

さてさて。

本日は、私たちが住んでいる無印良品のリノベーション『MUJI INFILL 0(インフィル・ゼロ)』の物件についてお勉強すべく伺った、リノベーション現場見学会のレポートです。

無印良品が中古の物件をリノベーションする上で、何を大切にしていて、どんなふうに作られていくのか。その過程を実際に拝見してきました!

やってきたのは、リノベーション前のスケルトン状態のとある中古マンション。

ドアを開けて思わず「おお〜!」と声が出てしまいました。この状態の物件に足を踏み入れる事なんてそうないので、なんだかワクワクしちゃうな。

骨組みやサッシ以外を取り除いて、こんなふうにスケルトンの状態にすることが『MUJI INFILL 0』リノベーションの第一ステップ。

施工をはじめる前に、配管や配線の位置だったり、漏水のリスク、床や壁の下地の状態など、隠れている構造や設備に問題がないかをまず確認するのだそう。

築年数の高い中古物件では、やっぱり床下の給配水管の水漏れや雨漏りなどさまざまなリスクもあるようで…

何十年と住んでゆく大切なお家。いくら見た目が美しくなっても、見えない部分である“住まいとしての性能”が信頼できないことには、安心して暮らせないですもんね。その点まできちんと精査し、整えた上で出来上がっているのが『MUJI INFILL 0<』ということか〜! それから、断熱性を徹底している点もINFILL 0物件の特長。

壁についた黄色いスポンジのようなものが、数十年前に取り付けられた既存の断熱材。MUJI INFILL 0のリノベーションでは、その上からさらに「フェノール樹脂断熱ボード」という最高水準の断熱性能を実現する断熱材を取り付けるのだとか。

高性能の断熱材を使用することで、通常の断熱材よりも壁を薄くすることができるので、結果的に空間をより広く確保できるそう。確かに…!!

それから、断熱性の観点でもうひとつ重要なのがこの窓周り。

なんと冬は窓から約50%の熱が逃げていき、夏は約70%の熱が侵入してくるらしく!(知らなかった…)MUJI INFILL 0では、断熱効果を究極まで高めるため、既存の窓の内側にインナーサッシを取り付けた二重窓を採用しています。

そういえば藤沢の家をはじめて内見した時も、二重窓の気密性や防音性の高さに感動したなあ。

見た目もスッキリいい感じ。

実はこういった窓や玄関などのマンション共用部に察する部分は、リノベーションで手を加えられる範囲の外になってしまうそうで。

私たちが前に住んでいたのが築50年ほどのマンションのリノベーション物件だったんですが、内装は綺麗になっていた一方で窓だけが古いアルミサッシのままだったんです。冷気が入り込んだり、外の音が気になることも多かったんですよね。なぜ窓だけ古いままなんだろうと不思議に思っていたんですが、あれはそういう事情があったのか〜!

既存の窓にインナーサッシを加えて二重窓にしているのは、そういった意味でも理にかなっていますよね。

こうやって実際に自分たちの目でリノベーションの過程を見て、そしてその意味合いを丁寧に説明していただいたことで、藤沢の家に対しての信頼や愛着もぐぐっと増したのでした。

素人の拙いレポートでしたが、MUJI INFILL 0の凄さが少しでもお伝えできていたら嬉しいです。もっともっと詳しく知りたい!という方は、ぜひ無印良品のリノベーションのHPをご覧になってみてくださいね〜!

無印良品のリノベーション

藤沢の団地大使 nidones

無印良品がリノベーションした築40年の団地で、2023年10月から2年間住まいモニターとして暮らしをレポートしていただく、藤沢の団地大使。
応募総数1,365組の中から選ばれた、ヴィンテージやアンティークなど「古くて良いもの」を愛するご夫婦です。二人なりの“豊かさ”を求め、日々暮らしを紡いでいきます。
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