国産材の経年変化を愉しむオフィス

2018年に「日本の木でできた家具」シリーズをオフィス空間に導入。今回、事業拡大に伴うオフィス移転のプランニングを再度手がけることになりました。ワンフロアに展開する執務・ミーティングスペースと休憩エリア等をゾーニングするにあたり、7年にわたり利用いただいている日本の木でできたワークデスクやシェルフを継続利用したいという想いをくみ取り、あるものを最大限活用して空間デザインをしています。
また、「木の建具」や「リネンの壁紙」を利用した半個室のユニットオフィス、両開きの「スチールロッカー」とリサイクル材の天板が特徴の造作カウンターでつくるバーカウンターエリア等、新たな設えも加えました。さらに収納面では、経年変化した木質天板のシェルフとシンプルで機能的なスチールロッカー・オープンラックとで用途に合わせたコーディネートを行うなど、コミュニケーションを重ねることで、理想の”はたらく場”が完成しました。