国際文化会館 [文化施設]

事例紹介

国際文化会館 [文化施設]

2023.10.01

その他

  • 基本構想策定
  • インテリアコーディネート
  • 造作家具什器デザイン
  • サイン計画
  • スタイリング(雑貨・アート等)
  • 内装デザイン・基本設計

事例紹介

国際文化会館 [文化施設]

設計思想を継承し、空間を構成

1955 年に前川國男、坂倉準三、吉村順三の三名による共同設計により完成した本館建物は2005 年に大規模な改修と耐震工事が行われ、外観や庭と建物の佇まいは変わることなく保存されました。本プロジェクトは客室として利用されていた本館二階東側の一部エリアを特別なサロンスペースと会議室に改修する計画でした。改修にあたり竣工当時の設計思想を読み解くことから始め、特に吉村順三の簡素で素直な設計作法を継承することで心地よい空間づくりを目指しました。
空間を構成する素材は、本館で使用されている大谷石や木を採用することで全体の調和を保ち、人を惹き込む優しい素材を採用。国際的な交流や発信が行われる場として、利用する方々が快適に心地よく過ごせる空間構成を心がけています。