ありがとう<最終回:振り返り編>
2022年 6月 28日
2020年 7月 28日
6月某日 いよいよ引越し当日。
前夜はドキドキとワクワクが抑えられず、午前3時過ぎまで全く寝つけなかった“はづきち”です。
長い間過ごしたこのお部屋とも、明日でお別れ。
実家からの引越しなので、いろいろ置いて行っても大丈夫ですが、これを機にしっかり自立したいという気持ちもあるため、できる限りの荷物を詰め込み出発しました。
当日は両親も付き添ってくれたので心強かったです。
朝10時に引越し業者さんが到着し、ものの10分程で荷物の運び出しが完了しました。
引越し業者の方の手際の良さに惚れ惚れ。
いざ すっきりした部屋を見ると、センチメンタルな気持ちになり泣きそうになりましたが、実家から新居までは車で30分程の距離のため、気持ちを切り替えて出発です。
“はづきち”に代わって、“もんち”です。
朝9時40分。
時間がないー!と気持ちばかりが焦ってしまい、お化粧も着替えもしていないうちに引越し業者が到着。
10時まであと20分あるから…と完全に油断していました。
ひとまず父に出てもらい、荷物の運び出しを進めてもらいます。
人一倍行動が遅いので、なるべく早めに準備するタイプの私。
荷造り用の段ボールが届いたその日から着々と準備を進めてきたというのに、引越し当日の段取りは全く考えていませんでした。まさに初心者マーク…。
両親に来てもらうのは恥ずかしいし、一人で引越しができるようになりたいと思い、来ないでー! なんていっていたものの、私一人では何もできず…。
手伝ってもらって良かったと親のありがたみを痛感しました。
実家を出発し、引越し先に到着すると、な、なんと荷物の運び込みが既に終わっている!
先に到着していた“はづきち”が、私の代わりに荷物の受け取りをすべて済ませてくれていました。
…申し訳ない。
初日から嫌われるのではないかということをしでかして、不安な“もんち”です。
一方、“はづきち”は新居に到着し引越し業者を待ちます。
エレベーターなしの4階でも15分程で搬入完了、再び手際の良さに惚れ惚れ。
まだ何もない状態のお部屋。
全て搬入が終わってから到着した“もんち”を両親に紹介し、昼食後から荷ほどき開始。
共有スペースのリビングとキッチンで使うものは、お互いにあったらいいな、という物を思い思いに持ち寄りました。
私の持ってきた調味料と“もんち”が持ってきた調味料。
まったくかぶっていない! まるでパズルのピースを組み合わせたみたい! と、はづきち母も大興奮。
打ち合わせなしで、とてもバランス良く調味料が揃いました。
家具の組立や開封を進めて、共有のリビングスペースはこのように。
二人ともテンションMAX。なんか…すごくいい感じ。
夕方には区切りをつけ、新居ではじめての食事です。
さて、何を食べよう…。
団地にはスーパーがあるので、まずは材料の調達に行きます。
献立は、炒めた野菜、味付きのお肉、サラダ、ご飯 以上。
そういえば、お茶碗がなかった…。
ここはワンプレートに盛り付けましょう。汁物はありません。
食事を済ませてから、お金の精算と今後のルールについて話し合いました。
私たちが決めたルール(生活していくなかで変更・追加あり)。
お金について
・お金の貸し借りは1円でも禁止。共有で使うものは必ずレシートを保管し、『お金管理のーと』に記載、清算する。
ゴミ捨てについて
・それぞれ休日と午後出勤時にゴミチェックを行い捨てる。
掃除について
・週一回休日にそれぞれが必ず行う。
食事について
・基本は個々で用意。自炊推奨。多くできた場合は共有してありがたくシェアする。フードロスを出さない。
これからお互いの良い部分も悪い部分も、これまで以上に見えてくると思いますが、それもシェア生活の醍醐味。
悪かった部分はきちんと謝って気を付ける。
そして、お互いに良い部分を増やしていけるような、共同生活にしたいと思います。
長い一日が終わり、まだまだ興奮して眠れないかと思いきや、二人ともぐっすりと眠りについた「団地でシェア生活」のはじまりでした。
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