「団地に引っ越しました」くらしのコツ日記

「団地に引っ越しました」くらしのコツ日記

# 08 夏をすごすコツ

2019年 6月 25日

# 08 夏をすごすコツ

□ 6月22日、夏至。夜がいちばん短い日。くもり。

今日はお休みだけど6時前には目が覚めて、窓を開けてうーんと伸びをした。最近の昼間の暑さがうそみたいに涼しかった。夏は夜。と清少納言は言ったけれど、夏は絶対に朝だと思う。
窓から見える金剛団地の朝。白い空と緑のコントラストに癒された。あー気持ち良い。
朝ごはんは、土釜おこげで炊いたごはん・とうふのお味噌汁・水なすときゅうりの浅漬けという純和食プレート。夏の朝って食欲が湧きにくいんだけど、暑いってだけで体力を使う夏、1日のはじまりの朝こそきちんとごはんを食べなきゃね。
お気に入りの椅子に座って、窓の向こうに広がる澄んだ団地の朝を眺めながら、ぽりぽり、ぽりぽり、浅漬けを食べた。浅漬けにするとかさが減るから、生野菜よりもたくさん食べられるんだよね。疲労回復や筋力アップに効くアミノ酸も、腸を調えてくれる食物繊維もたっぷり。

k190625_01 k190625_02 k190625_03

よく遊びに行くイオンモール堺北花田の無印良品には、旬の野菜を使った料理を試食できるキッチンカウンターがあって、そこで試食やレシピをもらっているうちに仲良くなったのが、野菜ソムリエのオリーブ先生。とっても博識で、野菜のことならなんでも教えてくれる。たとえばこんなこと。
「夏はきゅうりや水なすを食べてほしいです。たっぷり含まれた野菜の水分が、夏の暑さで上昇する体温を調節してくれるから。熱中症対策にも良いし、余分な塩分を流してくれるから、むくみにも効きますよ」。
そういえばオリーブ先生に、夏に食べたいトマトのおいしいレシピも教えてもらったんだった。今度のお昼ごはんにつくろうっと。
朝ごはんをゆっくり食べて、手を合わせてごちそうさま。少し早いけど太陽が昇りきって暑くなる前に家を出ちゃおう。カレンダーでは今日から夏! ああ、なんか、カレーが食べたくなってきた。

k190625_04 k190625_05
□ 6月23日。今年買った風鈴の音がやさしくて、リーン。

仕事から帰って、夜ごはんをつくって食べて、お風呂に入って、1日の終わりに日記タイムがお決まりになってきたなぁ。
今日は帰りに、金剛駅の中にある八百屋さんに寄ってきた。「果菜々」って書いて「くださいな」って読むの、可愛いね。お店はいつも繁盛してて、地元の人がひっきりなしに両手いっぱいの野菜を買っていく。果菜々のお兄さんもお姉さんも活気があって親しみやすくて、お買い物するだけなのにすごく楽しい! 手書きの値札も魅力的。

k190625_06
k190625_07
k190625_08
k190625_09

旬は、野菜が教えてくれる。八百屋さんに行けば、「今わたしを食べて!」と言っているみたいにカゴにたらふく盛られて、つやつや輝いている野菜こそが旬のもの(手に取ったらなんとなく野菜がうれしそうに見える、ってまえに言ったらオリーブ先生はうんうん頷いてくれてた)。
今日はまるまるとした水なす、張り裂けそうに元気なズッキーニ、曲がってるけど太くて健やかなきゅうり、まっすぐ伸びて美しさすら感じるアスパラガス。それからそれから、青い南高梅をひとかご。これは明日のお楽しみ。
明日の朝ごはんは、果菜々で買った野菜をたっぷり使ったサラダ。暑くて食欲がないときでも、さっぱりサラダならしっかり食べられるね。ガラスのコップで、涼しい食卓。

k190625_10
□ 6月24日。水筒にお茶と氷を入れたらカラコロカラコロ、かなり好き。

今日は同じ店ではたらいている、家もご近所さんの仲良しの友達、きいちゃんがうちに来てくれた。
ふたりで暑いねーって話しながら、初夏の手しごと、梅シロップづくり。
ヘタをとり、ていねいに一粒ずつ梅を磨いて、氷砂糖と交互に果実酒用ビンに落として。青い梅の甘酸っぱい、なんとも言えない香り。
「季節の手しごとってなんでこんなに楽しいんだろうね」「日本人だからかなあ」「出来上がりを待つ時間も楽しいね」なんて話していたら、いつのまにか完成。氷砂糖もガラス瓶も青梅も、見ているだけで涼やかだね。氷砂糖をひとつ頬張った。
梅は熱中症対策にも疲労回復にもなるし、なによりきゅっと酸っぱい味がめちゃくちゃ好き。毎日お出かけ前に一粒ずつ食べてる去年漬けた梅干しも、もう底をつきそうだな。

k190625_11 k190625_12 k190625_today

果実酒用ビン

夏をすごすコツ
・旬の野菜を食べる
・八百屋に行けば旬がわかる
・夏の朝こそきちんと食べる
・ガラスの食器は涼しい
・お茶を持ち歩く
・お出かけ前に一粒の梅 k190625_recipe_01 k190625_recipe_02

キッチンカウンターのレシピまとめ

このブログについて

自然溢れる大阪府富田林市のUR金剛団地を舞台に、無印良品のスタッフが実際に一年間住んで感じた「団地ぐらしの魅力」や「感じ良いくらしのコツ」について、無印良品イオンモール堺北花田が全面サポートしてお届けする日記形式の回想レポートです。
さらに詳しく

profile_ao

カテゴリー

カテゴリを選ぶ