住宅資金のリアルなコメント

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さて、前回はアンケート結果の数字を見ながら、好き勝手いわせていただき大変恐縮の極み、なのですが、今回もみなさんコメント欄に素敵なコメントをしてくださっているので、そちらも抽出していろいろ語っていけたらというふうに思います。無印良品の家のアンケートに答えてくださる方は、みなさん本当にすごくきちんとアンケートに答えてくださり、やはり素敵なお客さんが多いのだなあという印象でございます。企業によってこういったアンケートには、かなり差が出るものらしいですよ…! 知らなかった!というわけで、住宅を購入されていない方の素敵なコメントを選抜させていただきまーす!

住宅購入の資金計画、貯金・頭金や借り入れなどについて課題となっているお悩みや、お考え

これから子供を出産予定だが、家族が増えてからどれだけ生活費が増えるのかイメージがはっきり持てない。ファイナンシャル・プランナーに相談したりもしているが、本当に計画通りにローンを支払っていけるのか心配。
(愛知県/30代/夫婦二人世帯)

そうですよね。でもこの方は、ファイナンシャル・プランナーさんに相談をしたりと、かなり人生設計をきちんとやろうと思われているご様子…なにごとも踏み出してみないとわからないこともあるので、ちょっとずつでも情報収集をしているこの方は、きっと将来素晴らしい家を建てられるのではないかなと思います。コメントにも多かったのが「お金がない」「お金が足りない」という意見。お金のことはほんとうに切実だし、真剣に悩んでしまいますね。将来どうしていきたいか、ビジョンを持って、削れるところは削り、生きて行く…と私も思っておりますが、教育費など心配事は尽きないですね…食えりゃいいんだ!くらいの気持ちでやっていくしかないのでしょうか…ハウスメーカーは将来設計の部分までしてくれるところを選ぶのが良いのかもしれませんね。

無印良品の家もそうですが、ハウスメーカーがライフプラン作成をしてくれるパターンもございますので(ライフブランについては過去の記事をご覧ください)、安心して家づくりを進めていけるように思います。
私もライフプラン設計にはとても興味があって、ライフプランを保険会社さんに頼んだことがありました。当然、保険の勧誘につながっていったのですが、それでも人生設計を客観的にやってもらえるというのは、自分としても生きる糧になりました。家づくりしたい人はぜひ、ハウスメーカーさんのライフプラン作成をお願いしてみてはいかがでしょう。

頑張って建てたとしても子供が継がない可能性もあると思うと新築で建てることに迷ってしまう。空き家をリノベーションしようと考えているが、立地条件を妥協しないと選択肢がなくなってしまい、どこを優先すべきか悩む。
(長野県/30代/夫婦二人世帯)

子供が継がない可能性…うわあ、確かに。そこまで考えてなかったー。とくにうちは女の子なので、ある程度年齢がいったら家を出てしまうのだろうなあ。そうしたら、私は夫婦でこの家に住み続けて、ゆくゆくは娘に家を受け渡す…そんな感じでしょうか。家は最終的に売ることもできるし…という甘い考えなのですが、いかがでしょう。優先順位に関しては本当に自分との戦いなので、どこを妥協できるのかというのをアンケートでちょっと見てみるのもいいかもしれません。ああ、みんなここは妥協できるんだーなるほど、と少し安心できるかもしれませんぞ!

個人的な解決策としては、新築なのかとか中古を買ってリノベーションなのか、それごと含めてハウスメーカー(リノベーション会社や設計事務所など)に相談ができるので、相談してみるのが良いのではないかな?と思います。無印良品の家なら、リノベーションや新築も含めて提案をしてくれるので、おすすめでございます。

転勤族のため、住みたい場所に家を建てるとなると、単身赴任は避けたいので転職となる。そうすると借り入れがいつできるか分からないし、具体的に転職の時期など考えなくてはいけない事が一気に増えて現状ではつい先送りにしてしまっている。
(秋田県/40代/親子世帯)

これは、うちの妹ナタリーと同じ悩み。旦那さんが転勤族だと、なかなか家を買えないというのは悩んでしまいますね。妹ナタリーも家を建てたい気持ちがありますが、そうなると旦那さんの転勤についていけず、子供の小さいうちはまだまだ一緒にいたいというのが本音のようですね。長期優良住宅なら、賃貸として貸し出しをして、もし誰も居住しなくても家賃が入ってくるという制度があるらしく、そんなのもおすすめでございますよ。転勤族なら長期優良住宅(リバースモーゲージ制度)だっ!長期優良住宅はあくまで選択肢の1つですが、こんな便利な制度もあるのでご検討の価値はありますぞっ。

※リバースモーゲージでは、資産である持ち家を担保にして、立地条件や建物の築年数等を調査した上、持ち家の価値がどれくらいかを審査し、審査の上、担保として認められると実際にお金を借りることができる制度です。この借りるお金を、年金のように受け取ることができる制度を「リバースモーゲージ」といいます。尚、毎月の返済は利息のみとなり、元本は死亡後に自宅を売却もしくは相続人が返済することで完済となります。

頭金の他にどれくらいの貯蓄があれば家を建てたあとに困らないのか。建てたあとにかかってくるお金が年にどれくらいなのか?そういうところもわからないので貯蓄してもしても足りない不安にかられます。
(大阪府/30代/親子世帯)

住宅費用に対してイメージが湧きづらい、というコメントは本当に多かったです。一歩踏み出してファイナン・シャルプランナーさんに相談しに行くと良いかもしれません。また無印良品の家を贔屓しますが、無印良品の家はファイナン・シャルプランナーさんとの話し合いもでき、安心ができるかもしれません! あんまり無印良品の家に傾倒したことを書かない方針の本連載ですが、なにぶん私が知ってるのがここしかねえのでそこからしか意見できねえ。みなさんごめんなさい。MUJI HOUSEさんもすみません。

といった感じでさまざまなコメントをいただき、感謝の極みでございました。まだまだ紹介したいご意見はいろいろあるのですが、あまり長いと読む気も失せてくると思うので、この辺にしておきます。
また次号で続き書いていけたらと思います! どうぞ宜しくお願いします。