2軒のモデルハウスを見たところで、いい感じに緊張感もほぐれてきました。
さて、次に我々が狙う3軒目のモデルハウス。こちらも誰もが知っているブランドが頭についているので、安心感がありますね。ただ、今回ここに惹かれていたのは、モデルハウスの前に「抽選でジュース進呈」の張り紙を見つけたからです…。
さてどんな様子なのでしょう
「抽選でジュース進呈」の張り紙に惹かれたこともあって、むっちゃんは喉が渇いている様子。さらに「空調冷えてます」の張り紙も隣にあったのだけれど、「なんか全然涼しくない…」と愚痴をこぼすむっちゃん。…雲行きが怪しくなってまいりましたかね。この日は猛暑でした。
接客してくれたのは20代と思われるとてもとても可愛らしい女性。予約の先客がいたそうで、あまり構われなかったというのも相まって、あからさまにどーでもよくなってきている様子のむっちゃん。ご機嫌を損ねてしまったかと思い、ちょっとひやりとしましたが、どんどん進んで行くことにしました。
結構丸見えな家
開放的なことを売りにしていると思われる3軒目のモデルハウス。大きなガラス面が外から丸見えなんじゃないかと若干危惧してしまいそうなつくりになっていました。むっちゃん的私見だと「座ったときに目線より高い壁は欲しいわ」とのこと。
確かに、うちの無印良品の家「木の家」も大きな窓で開放的ではあるのですが、ウッドフェンスがいい塩梅で入っていますので、開放感がありつつも目隠し的な役割も十分に果たしてくれるのですが、こちらの家はモデルハウスということが大きいのでしょうが、本当に外から丸見えなんじゃないか…と思わされるほどの開放感。
可愛らしい女性の販売員の方は次第に我らに対しノーマークになり、家の性能など詳細について知ることはできませんでした。
ただ家の明るさやデザインや間取りは素敵。広々していて私は嫌いじゃなかったんだけどな。最後に記名をし、カタログの提供もしていただいて、この家を後にしました。そしてジュースの抽選会は、ありませんでした…
入り口に書いてあるものがもらえないのは不満
めちゃくちゃ面白かったのですが、3軒目のモデルハウス見学後にいったん車内に戻ったむっちゃんは、自分がジュースの抽選会に呼ばれなかったことを不満たらたらに語っていました。入り口に書いてあることはやらないとだめでしょ、涼しいって書いてたけど涼しくないし!とお怒り。静まりたまえ…静まりたまえ…。
ただ家そのものは「実は住みたいと思った…」と高評価。窓がでかくて嫌だったんじゃないのかよ〜と思ったのですが、たぶん初めて見た一世帯住宅(いままで見たのは二世帯住宅だった)なので、暮らしのイメージがつきやすかったのではないかと思われます。接客してくれた女性はとても可愛かったのだけれど、とにかくジュースの抽選会に呼ばれなかったことに意識を集中させているむっちゃんは、「2軒目のハウスメーカーの販売員さんが3軒目の家を売ってくれればよかったのになあ」と怨念をこめて言い放っていました。決して悪い家ではないし(むしろ素敵)、先客がいたこともあってあまり構われなかっただけだと思うのですが、接客に厳しいむっちゃん的にはお気に召さなかったようです。
3軒見たところで少しイメージが沸いたらしい
ここまで3軒の家を見てきたわけですが、むっちゃんのなかで少しずつ自分の住みたい家のイメージができ上がってきたようです。「開放的なのはいいのだけれど、ガラスで丸見えな外観やシャープな外観は自分好みではない」「ベランダにも壁が欲しい」「外観は薄茶色系のレンガっぽいのがいいなあ」「あたたかみのある家がいいかも」「空が見えるトップライトが欲しいなあ」要するに、日当たりは良く開放的ではあるけれど、しっかり目隠しをしてくれて、あたたかみのある外観の家、ということでしょうか。ここまでイメージがついたところに私たちもびっくり! たった3軒見ただけで自分の欲しいものが少しずつわかってくるものなのですね。モデルハウスめぐり、家を買うイメージがちょっとずつ構築されていくようです…! ジュースを飲めなかったむっちゃんのためにもここいらで一旦休憩をし、次の住宅展示場へ! 続く!