「家づくり新書」始まります

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ご挨拶

三鷹の家大使のあみいちゃん(32歳)です。MUJI HOUSE様にお願いをされて、今回から家づくりのことをもっと詳しく知っていこうや…という趣旨の連載を始めさせていただきます。なんでそんなことをあみいちゃんに語らせるのか?なぜなのか? 答えはとっても簡単…あみいちゃんぐらいな人間に、家づくりの難しい話をさせれば、とても簡単な解説書ができるのではないか? というMUJI HOUSE様のお考えでございます。名案かと思います。

わたくしも無印良品の家「木の家」に住んで早5年。家のこと、いろいろと皆様にお伝えするうちに大分詳しくなったように感じますが、正直、SE構法のことや断熱温熱に関しても、わかったふりをしているだけであって、本当のところまでは理解していないと思えるのです。さみしいのですが…そこはしょうがありません…隠しきれないのです…。

それで、三鷹の家大使としてはやはり、家のことを知らずして家のことを語るわけには参りませんので、難しいお話をなるべく簡単にみなさんにお伝えして、最終的にこの連載は「無印良品の家が最高なのですね!」というところに持っていきたい気持ちが(わたしは)あるのですが、どうもそうではなくて、もっと純粋に家づくりのことを知ってほしいよ! という、MUJI HOUSE様の誠意あるご依頼でございますので、無印良品の家だけではなくて、様々なおうちの構造などについても解説していきたいと思っています。この連載を通しで読めば、家づくりに対して前向きな気持ちになれる。そらどーんとこーい!マイホーム…! そんな内容を目指していくつもりでございます。どうぞよろしくお願いいたします。

知識ゼロの友人と家づくりについて学ぶ

私の友人にむっちゃんという女の子がいます。9歳のときから仲がよくて、未だに一緒に遊んでおります。生まれは私と同じく北海道の釧路市です。なんでも言い合えるし、互いに全く遠慮もしないし、まるで姉妹のように育ったので、こういった友達がいること自体、とても幸せでございます。むっちゃんは東京・三鷹の隣の隣の駅、西荻窪に旦那さんと二人暮らしで、賃貸の住宅に住んでいます。

さて、現在我が家は持ち家に住んでいるわけですが、むっちゃんと旦那さんもそろそろ将来どうしていこうかと考える時期を迎えてございます。私が「持ち家いいよ」といってもむっちゃんは「家を買う想像ができない」「お金どれぐらいかかるかわからない」「ほしいけど責任持てない」。その一方で「このまま賃貸の家にお金払い続けるの無駄な気がする」「もっと広い家に住みたい」「サンルーフ付きの家とかないのかな」と漏らしたりしています。最終的に「もう考えたくない」。要するに思考停止の状態だそうです。
考えなくてはいけないのに、めっちゃめんどくさい…私は老後の暮らし方のことなんかも同じように思考停止してしまいます。想像できない。でも考えなくちゃ。まあどうにかなるっしょ…。エンドレスリピート。そして考えるのをやめた…。気持ちは痛いほどわかる。

うちは縁あって家を買うことができたけれど、そうじゃなかったら今頃どう暮らしているのだろう? 大した知識もないまま、建売りのおうちに住んでいた気がします。それはそれで良いのですが、一生に一度の買い物、ぜひ広く知識を得て、最良の判断をするべきですねっっっ。イエスっ。

家は高い買い物です。どれだけ仲がよくても、押し付けがましくいうべきことではありません。が、大好きなむっちゃんに家づくりのことを少しでも知ってもらって、より素敵な未来への鍵が見つかれば…という気持ちで、全てを包括する意味で、無印良品の家がやっている「初めての家づくり講座」に誘ってみました(そしてそのあとに二人でアニメイトに行く)。
賃貸VS持ち家議論にはおそらく終わりはないのでしょうが、一個人としてはどこかで決着をつけるべき案件かと思われます。むっちゃんも一歩踏み出すきっかけになればよいなと思うあみいちゃんです。

無印良品の家「初めての家づくり講座」は、全国のモデルハウスで開催されているようで、いろいろなテーマで家づくりのことを相談できるらしいのです。詳しくは無印良品の家のホームページをご確認くだされ。初めての家づくり講座に参加しても、押し売りとかないですし、相談するだけでも知識として身について、体にもいいですよ。次回に続くっ!