三鷹の家大使の住まいレポート『ぜんぶ、無印良品で暮らしています。』

無印良品の家のデメリット

2025年10月24日 三鷹の家編2025

無印良品の家のデメリット

あまりにもネタがないので、インスタでみなさんと交流を持ってみました。他にも色々ご質問はあって、嬉しかったんだけど、今度もまた聞いてみようかな。楽しい。インスタの方もみんなよろしく頼む。

この四つの質問を集めて思うことは、みんなめっちゃ無印良品の家のデメリット知りたがっているということですよね。それは知りたいですよね。わかります。デメリット、あります。ただこれ前提として言いたいことがあって、無印良品の家を建てたい人って、あんまり狭小地には住んでいないわけですね。我が家は、建築面積が約53平米くらいなわけです。リアルな話、東京だとこんなもんです。形はほぼ正方形なので7.3×7.3mって感じなんですね。わかります?想像できます?それくらい、あんまり大きくないってことなんですね。この前提がとても大事です。

これわかりやすいかもしれないです。これくらいなんですね。うちの面積。もちろん高さがあるんで、体積という考え方にもなってくるんですけど、大抵の無印良品の家はですね、私が色々みた感じもうちょっと大きいんですね。なのでうちで起きているデメリットが全部の家で起こるわけではないよーっていうことがとても大事です。

家族仲が悪いと詰む

うちはそもそも夫婦2人いたところに子どもが生まれているので、「こういう家だよ〜」って子ども側が産まれながらに理解しているので大丈夫なんだと思うんですが、反抗期の時に引っ越してきてこの家にすみなさい!って言われたら子どもはグレるかもしれません。それくらい家族の存在を密接に感じます。特にうちは本当にトイレと洗面所以外にドアがないので、どこにいても孤独感がありません。なので仲良くできなかったら結構辛いかなと思います。あと完全にプライベートな空間がないと無理!という方も向いていないと思います。

音を気にしないといけない

これね。家が広けりゃ多少無視できる問題なんですけど、今我が家では娘がお勉強に勤しんでいるので、娘が勉強している間は全員イヤホンで音声の出るコンテンツを楽しみます。というか、そもそも楽しみません。家族一丸となって誰かの目標に寄り添っています。これね、昔一緒に働いていた会社の社長さんも、娘さんの受験の時に同じこと言ってて、「リビング学習って家族全員が犠牲になるんですか!?ありえないっす」とか言ってたんですけど、自分たちも全く同じことしているなあ。と切に感じますね。ですから、これは無印良品の家のデメリットではありつつも、リビング学習全般かもしれませんね。

振り返れば奴がいる

これは結構深刻な問題ですが、娘がもうちょっと反抗期になった時にいつでものっぴが同じ空間にいるということになります。それが大丈夫かな?ってことは少し気になりますね。

動物嫌いな人が来た時にどうしようもない

うちは知っての通り犬とインコを飼っているんですけど、犬はフリーで飼っているので、犬嫌いな人は家に入れません。一応、ケージはあるんですけども、みみ子は入ってきた人とお友達になるまでずっと吠えているので、動物との接触がガチで厳しいという人がいらっしゃると本当に結構大変かもしれません。以前にもお話ししましたが、狩野英孝さんがテレビの取材でいらっしゃった時、狩野さんが信じられない数のアレルギーを持ってらっしゃるということもあり、ペットホテルに撮影の数時間だけ預けました。というわけで、アレルギーというレベルになるとなかなか深刻な問題になってきますね。

やらないといけないことがあるのに親がご飯を作っているのがわかってしまう

どんなに集中していて2階で作業をしていても、完全に親がご飯を作っているにおいがするので集中力が削がれる場合があると思います。修羅のような気持ちで仕事や、作品作りに精を入れていても、下界から「あ、今日はハンバーグかな」と食欲をそそる匂いがしてくる時があるので、相当強い集中力が必要です。ちなみに写真の美味しそうな牛肉土鍋ご飯はこの間レストランで食べたものであり、私が作ったものではありません。

犬が寝る場所を自由に選ぶ

昼夜とわずだいたい寝ているのに、寝場所をいろんな場所に移す生き物、犬。かわいいです。今夜はどこで寝ているのかな?と考えています。これは犬にもよると思うのですが、犬はあまり暗闇という概念?がないのか、夜中の真っ暗でも自由に寝床を移しています。大抵は、私のベッドか、リビングのソファですが、お日様が出てきて、完全に朝になると(一応完全に朝になるまで空気は読む)妖怪顔舐めとして起こしに来てくれるという利点もあります。

という感じでしょうか。デメリット系はだいたいプライベートがあんまりないってところぐらいかな。一応chatGPTにも聞いてみました。

メリット

① 家族間の「気配」を感じることで、安心感が育つ

壁が少ないことで、誰がどこにいるかが自然に伝わります。

→ 特に幼少期の子どもにとっては、常に家族の存在を感じられる安心感があり、情緒の安定や自立への土台を育てます。

→ 孤立感や不安を感じにくく、親子間の共感力が育ちやすい環境でもあります。

② 自然と「共有」が生まれる

空間を共に使うため、話す・聴く・譲るといった社会的スキルが日常的に身につきます。

→ 勉強している子どもの横で親が仕事をしているような状況でも、互いに「自分の時間を共有する感覚」が育ちます。

③ 生活そのものが学びになる

料理・掃除・仕事など、生活の営みが常に見えるため、子どもが生きる技術を体感的に学びやすいです。

→ 「生活が教育になる」点で、モンテッソーリ教育的な要素にも通じます。

④ 閉じこもりにくく、自己表現が自然になる

隔たりが少ない空間では、感情や考えを隠しづらいため、オープンな自己表現を促します。

→ 「自分の考えを言葉にする」「相手に伝える」ことが自然に日常化します。

デメリット

① 思春期以降は「プライバシー」が課題に

成長に伴い、個の確立には一人になれる場所が必要になります。

→ 仕切りやカーテン、照明などで緩やかな区切りを設ける工夫が求められます。

② 音・光・温度が共有されるため、刺激が多い

常に家族の動きが視覚・聴覚的に入ってくるため、集中や休息が難しくなることもあります。

→ 「空気を読む」ことを過剰に学びすぎると、繊細な子は疲弊することも。

③ 無意識の「同調圧力」が生まれやすい

みんなが見える場所にいるため、「自分も何かしていなきゃ」と感じる傾向も。

→ 成長段階に応じて、**“見えない自由”**を少しずつ増やすことが大切です。

だいたい私が言ってることと同じじゃん、なんかみられてるのかな。こわっ!あとお金関係で言うと、電気代とかも多分普通の家以下なんじゃないかな。最近正確に計測していないやも・・・。そんなこんなで、こんな感じがデメリットと思われる部分でした。でもね、いもうとのナタリーの家なんかは、音楽の教室をやっているから、ドア付きの部屋が普通にあるんですが、全然そういうこともできるからあんまり気にしなくて大丈夫ですよ。って感じです。

妻のあみいちゃんでした


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著者は、我らがあみいちゃん。タイトルはそのまま『ぜんぶ、無印良品で暮らしています。「無印良品の家」大使の住まいレポート』。2016年5月26日より、全国の書店およびAmazonなどのWEB書店で販売しています。

ぜんぶ、無印良品で暮らしています。

家も、家具も、ぜんぶ無印良品で生活したら、どんな毎日になるんだろう。
無印良品では三鷹に建てた「無印良品の家」に2年無料で住む人を募集。当選した住まいモニターの無印良品に囲まれた暮らしがここに実現しました。
入居までのストーリー
動画(YouTube)

三鷹の家大使プロフィール

住まいレポートをするのは、57,884の住みたい宣言から選ばれた、2012年最も幸運なご夫婦。
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