三鷹の家大使の住まいレポート『ぜんぶ、無印良品で暮らしています。』

無印良品の家を作るもの「床」ー朝日ウッドテックさんーその5

2024年9月6日 大使の工場見学

無印良品の家を作るもの「床」ー朝日ウッドテックさんーその5

大阪のでっかいでっかい床材作り屋さんこと朝日ウッドテックさんへの取材、これにて最終回でございます! 本当によくしていただいた6月後半の思い出。

最後に紹介いただいたのは、朝日ウッドテックさんの展示エリア。実際に床を踏みしめてみてね、という楽しいエリアです。

色だって触感だって、実際にたくさん床に敷き詰めて歩いてみないとわからないですよね。そうそう、小さい見本だけだと、イメージするのが難しいものなんです。ショールームでは、しっかり踏み締めて歩くことができるんですわヨ! ちなみに、実際のショールームは東京・横浜・大阪・名古屋・福岡にあるようです。予約制ですが、興味のある方はぜひいってみてくださいませ。

私たちも靴下で踏み締めてみたり、触ってみたりして、好きな床材を探求しましたよ。長い付き合いの床、しっかり吟味して決めたいですね。

丸太の切り方によってできる部位も違ってきます、というお話。例えば、1番左のだら挽きとは、すべての挽き道が平行になるように鋸を通す挽き方のこと。真ん中の廻し挽きとは、丸太材を回しながら良質な丸太面を探し、順次、外側から内側へ鋸を挽き入れるやり方のこと。ちょっとむずいけど、木材を扱うなら知っておきたい言葉のようです。

一本の樹木を縦に切っても、こんなに見える面が違ってくるというお話も大変わかりやすく展示されています。

朝日ウッドテックさんでは、この節に出てくる木目の違いを「キャラクター」と呼んで、それぞれ異なる木の風合いに愛着を持っているようでした。

個人的に1番びっくりしたのがこのコーナー! ワンちゃん用の木の床を開発されているんだそうです。

これは展示会場で見れるワンコ様のロボ。ちょっとシュールだけどちゃんと足裏が犬の肉球になっております。

静止画だから全然わかんないんだけど笑、傾斜のあるマット素材の床だとワンロボがスーッと滑ってしまうのに対して…

ワンちゃん用の床材はピタッ! とくっついて動かない!

見た目も触り心地も本当にさほど違いはないのですが、これはすごい発明! と思いました。というのも我が家のみみ子も、床で滑ったのが要因の一つともなり、後ろ足が膝蓋骨脱臼+靭帯損傷となり、今年の3月に手術に…

ほら、遠目で見ても全然わからないでしょっ!?

朝日ウッドテックの社長の飼い犬である秀吉殿が色々と実験に参加してくれている、素晴らしい動画がこちらのサイトで見られるので、愛犬家のみなさんはぜひ見てみてほしい。可愛いし。無印良品の家でも、近日中に取り扱いを始めるそうです。愛犬家のみなさんは必見です!

というわけで、秀吉や、社員のみなさんの心意気と頑張りとセンスのおかげで、私たちはいつも立派な床材を踏み締めているのだなぁと実感した日でした。

朝日ウッドテックのみなさま、本当にありがとうございました!

床材の世界は奥深い、私も新しいことを知れて、本当に実りのある時間になりました。もっともっと家のことを知って行きたい! これからもどうぞ、床さん、よろしくお願いいたします。

妻のあみいちゃんでした


「三鷹の家大使の住まいレポート」の単行本が発売されました!

著者は、我らがあみいちゃん。タイトルはそのまま『ぜんぶ、無印良品で暮らしています。「無印良品の家」大使の住まいレポート』。2016年5月26日より、全国の書店およびAmazonなどのWEB書店で販売しています。

ぜんぶ、無印良品で暮らしています。

家も、家具も、ぜんぶ無印良品で生活したら、どんな毎日になるんだろう。
無印良品では三鷹に建てた「無印良品の家」に2年無料で住む人を募集。当選した住まいモニターの無印良品に囲まれた暮らしがここに実現しました。
入居までのストーリー
動画(YouTube)

三鷹の家大使プロフィール

住まいレポートをするのは、57,884の住みたい宣言から選ばれた、2012年最も幸運なご夫婦。
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