三鷹の家大使の住まいレポート『ぜんぶ、無印良品で暮らしています。』

無印良品の家を作るもの「床」ー朝日ウッドテックさんーその4

2024年8月23日 大使の工場見学

無印良品の家を作るもの「床」ー朝日ウッドテックさんーその4

朝日ウッドテックさん探訪記第4段。今回は、「本物の木」と「印刷された木」の違いを教えてもらったので、皆さんにも見分け方を伝授していきたいと思いまする。

さてっっっ問題ですが、こちら、どちらが木の床材でどちらが印刷された床材かわかりますかあっ? わかるかなっわかるかなっ正解は最後にお知らせいたしますね。

見分け方その1ーーーー! 顕微鏡で見る。これが本物の突き板の拡大図でございます! ちゃんと木の繊維が見てとれますね。

こちらは印刷された床材! すごく印刷されていますね。テンテンの色の重なりですね。でもこんなに近づかないとわからないなんて割とすごいですね。

最近は木目などの柄を印刷したシートを貼ってあるフローリング、通称「シートフローリング」と呼ばれるものが使われているお家も割と多いそうです。水まわりなどに適していて、汚れが拭き取りやすくなっているそうです。お値段も控えめなところも良いところだそうですよ。

大規模なマンションとかでは、意外と床材が本物の木ではなく、シートフローリングなこともあるかも…とのことで、本物の木とシートフローリングの見分け方を特別に教えてもらいました。

こちらは本物の木材です。このペンのお尻の方向、黒い影が伸びているのがわかりますか? このスジは天然木だからこそ生まれる個性なのですが反対側から見ると…

むしろ白くなってませんか!?

ちょっとわかりにくかったらすみません、この黒い枠で囲んでいるところで比較してくださいませ。これは左右で、単に逆方向から見たスジの部分なのですが、見る方向によって黒っぽく見えてたスジが白っぽく見えるんですね。不思議すぎ!

ですから、マンションのショールームなどでこの床材、印刷された木なのか、本物の木なのか…? と疑わしく思う場面がありましたら(普通に聞いたら答えてくれると思いますけど笑)、黒い筋を探してみて、そこになんらかのシルシを置いてもらって、反対方向から見た時に白いスジに変わっていたら本物の木だ! と判別ができるということです。印刷のフローリングだと、どちらの方向から見ても、黒いスジは黒いまんまなんですって!!

また一つ賢くなってしまいましたね…

そしてこの実験も非常に大事と思ったのですが、電気つけてる時のフローリングとつけてない時のフローリング、見た目全然違う問題。これね! 大事! 電気の種類によってもだいぶ雰囲気変わりますしね! そういうことも、こちらのショールームでは実験をされているとのことです。素晴らしい。

床ばっかりはリフォームでもしない限り取り替えることがなさそうなのでね…そういえば、昨年のお正月にうちの父と母が旅行でこっちにきている間に実家(北海道)の水道管が破裂して水浸しになって、床も壁も全部張り替えになったんですけど(保険が下りてよかったよかった)、床選びとか楽しそうだったなあ。白系のマットな床材にしてましたね。父と母が家を建てた頃は、黒っぽいツヤありの床材が流行ってたので、ずっとそういう感じだったんですが、白っぽい木にすると、すごいなんていうか…家がマブシーんですよね笑 こういうこともあるのかあと思いましたね。

私の指でもおさらいしましょう! はい! スジ見つけた!

はい、方向変えるとありませんね!? なくなっちゃいました! よって、こちらは本物の木材と言えますでしょう。

というわけで冒頭のクイズの答えです。向かって左がプリントしたシートでしたー! 私もまた知らないことを一つ知って、大人の階段を徐々に初老に向けて歩んでいるところです。皆さんもぜひ、明日使えるこのトリビアで周囲1m以内の人を魅了していきましょう!

妻のあみいちゃんでした


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著者は、我らがあみいちゃん。タイトルはそのまま『ぜんぶ、無印良品で暮らしています。「無印良品の家」大使の住まいレポート』。2016年5月26日より、全国の書店およびAmazonなどのWEB書店で販売しています。

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家も、家具も、ぜんぶ無印良品で生活したら、どんな毎日になるんだろう。
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三鷹の家大使プロフィール

住まいレポートをするのは、57,884の住みたい宣言から選ばれた、2012年最も幸運なご夫婦。
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