朝日ウッドテックさんの訪問記も3回目です！ 前回までは、大まかな床板の作り方っていうところを紹介させてもらいました。今回は、床への加工だったり、塗装とかだったりの話をしていきたいと思います。例によって特許の関係で、工場内部はほとんど撮影できてないんですが、素晴らしい大規模さでしたよ。

こちら、工場内でも唯一撮影OKだった箇所です。塗装への工程ですね。私たちの普段踏みしめているお部屋の床、めちゃくちゃ丈夫なだけあって、本当に多数の工程を経て、家に取り付けられているんだなぁということが身に染みてわかる見学となりました。何回塗るの！？ という。工場内部はものすごく大きい音が常にしていて、みなさん、大きな音に対してのイヤーマフだったり、耳栓だったりをして作業していました。工場内部の説明はトランシーバーを介して伝えてもらいましたよ。

これも塗装していくたびに強くなっていく、床材の様子です。すごいぜっ。ちなみに工場内は女性が活躍している場面も多数目撃しまして、工場の力仕事といえば男性のもの！ と思っていた愚かな私。という感じでした。非常に細やかで綿密な仕事もたくさんあり、それぞれの方が職人さんなのだ、というふうに感じました。誰一人として欠けてはならない現場ですね。

この工場見学のテキパキさも、かなり驚きでした。本当は半日ぐらいの工場見学コースを想定していたようですが、私も日帰りの大阪だったのでかなり端折っていただいたようでした。いやーすごい。私たちの訪問のためにここまで色々と準備してくださったことをとても嬉しく思います。

お次はショールームを兼ねている方の建物に入らせていただきました。

オリジナルの木札や、ぼうし、パンフレットもとてもセンスが良くて、こだわりを感じます。これだけ大きい工場なのに、みなさん密に連絡を取り合っていて仲の良い様子が伺えました。素敵ですなあ。

今回の説明のために、このブログの中で床材について取り上げた回を全部探してくださっていて、激驚きました。だって10年分ですよ！？ よく探せたなあと本当に驚き…私は自分が書いたから、あのあたりで床のこと書いたわ、っていうのがなんとなく見当がつくんですが、それを何も聞かずに資料にまとめてくださっていて、感動しました。

これとかもかなり初期の方の記事ですが、懐かしいなあ。よく探してくれたなあと嬉しい気持ちです。ありがとう、朝日ウッドテック様。人を惹きつけるプレゼンっつーのはこういうものか！ と勉強になりました。

確かにうちの中で一番綺麗で面積が広いのって床なので、よく物撮りに使っているんですよね。笑　バレているぅ。

我が家の床は、ちょっとテカリのある見た目の「ライブナチュラル オリジナル（ピュアハード塗装）」なのですが、最初に説明いただいた時に「ワックスとかはかけないで、水拭きだけでOKです」って言われてて、今も本当に水拭きだけで初期の見た目を保っているのですがね。

塗装にはオイル塗装っていうのと、ウレタン塗装っていうのがあって、私の家はウレタン塗装なんです。ウレタン塗装の耐久性の実験用マシンで激しく摩擦しても、このように水で拭いたら元通りです。すごい！

我が家で採用しているピュアハード塗装はめちゃくちゃコスパいいし、耐久性も強いらしいです。やったねー。もちろん朝日ウッドテックさんの手にかかれば艶消しの床だって素敵ですけどもね。今どきは艶消しの無垢材っぽい床も人気なんだそうです。確かに最近どこの家に行っても艶消し床かも。

別の場所に移動した先でも、またラミネートされた私のブログの記事を使って説明いただき…いやーありがたいですね。歓迎してもらえて、大変恐縮でございます。ありがとう、いい会社です。