三鷹の家大使の住まいレポート『ぜんぶ、無印良品で暮らしています。』

無印良品の家を作るもの「床」ー朝日ウッドテックさんーその2

2024年7月26日 大使の工場見学

無印良品の家を作るもの「床」ー朝日ウッドテックさんーその2

というわけで! 無印良品の床材を作っている朝日ウッドテックさんにお邪魔しています! の続きです! いよいよ、工場見学に行かせていただきます! 実は内部は企業秘密がいっぱいなので、工場内の写真の撮影は基本NG。なので、色々とみなさんのイメージが膨らむように書き連ねて行きたいと思います! こーんな広い工場で朝日ウッドテックさんは原材料からの一貫生産をやっているんだぜいっ。

ところで、みなさん、床材には「挽き板」と「突き板」というのがあるんですね。「挽き板」と「突き板」の違いは、作り方にあります。挽き板は回転する鋸などで挽いて切り出した板のことで、突き板は薄くスライスした板のことです。朝日ウッドテックさんの商品でいうと「ライブナチュラルプレミアムシリーズ」というのが挽き板を使っていて、我が家で使っている「ライブナチュラルシリーズ」は突き板タイプになります。

挽き板は、無垢の質感を残したまま、床暖房を使用したり、メンテナンスがめんどうな方におすすめ。ところで工場マニアはこういう風景好きそうですね。私も嫌いじゃない感じですね。

この丸太を見てくれ! 現在では原木産地国の輸出禁止令などで、輸入ができなくなっているんですが、昔はこんなふうに大きい丸太をそのまま輸入してたんですって。この木。

何百万もするらしい! やばい!

保管しておく必要がありますが、塩水だと虫がつかないので、塩水に2.3年つけておくんですと。床って作るのにものすごい時間がかかるってことなんですね〜!

というわけで、今時は板子という製材品で輸入しているそうです。板子は森林から切り出した丸太を鋸で挽いた角材や板材のことだよ。

無垢材の風合いそのままに、美しい木が輸入されているんですねえ。この後に、四面研削という四面を研磨する加工をして、各面を正確な平行、平面、直角にします。次に板子測色という色を分ける工程を経て、長さを裁断します。その後に板子を木組み(板子を合わせて厚い板にする)して、接着剤を塗布してくっつけます!

まあそのあとも冷圧したり煮沸したり、色々さ…むずいでしょ。手作業の工程も多くて果てしなかったです。

ここまでで、大まかな木の組み方は終わり。本当に全部工場内で一貫生産しているんですよ。フローリングを作る会社のなかでも、かなり珍しいんですって。 まだ知られざる工程があるので次回もぜひ楽しみに見てくれよな!

妻のあみいちゃんでした


「三鷹の家大使の住まいレポート」の単行本が発売されました!

著者は、我らがあみいちゃん。タイトルはそのまま『ぜんぶ、無印良品で暮らしています。「無印良品の家」大使の住まいレポート』。2016年5月26日より、全国の書店およびAmazonなどのWEB書店で販売しています。

ぜんぶ、無印良品で暮らしています。

家も、家具も、ぜんぶ無印良品で生活したら、どんな毎日になるんだろう。
無印良品では三鷹に建てた「無印良品の家」に2年無料で住む人を募集。当選した住まいモニターの無印良品に囲まれた暮らしがここに実現しました。
入居までのストーリー
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三鷹の家大使プロフィール

住まいレポートをするのは、57,884の住みたい宣言から選ばれた、2012年最も幸運なご夫婦。
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