暮らしのうらっかわ。藤沢の団地大使の住まいレポート

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シンプルで心地いい。「藤沢の団地」のここがよかった話

2025年9月19日 暮らし

シンプルで心地いい。「藤沢の団地」のここがよかった話

 

こんにちは、藤沢の団地大使・nidones(にどねす)のミオです。

藤沢の団地で暮らし始めてから、もうすぐ丸二年が経とうとしています。このコラムを書かせていただくのも、なんと残り二回。寂しい…!!

今回は二年間の暮らしの中で感じた、MUJI INFILL 0だからこそ感じられる住み心地よさだったり、団地という環境ならではの良いところを、改めて振り返ってみたいなーと思います。

 

ひらけた空間の心地よさ

ダイニングとリビング、それからキッチンがゆるやかにつながった間取りは、とにかく開放感がばつぐん。南の窓から光がふわっと入ってきて、風も南北に抜けていきます。


5階ということで天井にも断熱材が入っているので、実は一般的なマンションより少し低めの天井らしいのですが… 不思議と全然、そう感じないんです。

一般的なマンションは玄関を入るとそのまま廊下が伸びている間取りが多いけれど、MUJI INFILL 0物件は玄関からリビングダイニングへシームレスにつながっていくような形。

廊下がないぶん生活空間を広く取れるので、ゆったりのびのび暮らせています。

 

たっぷり余白のあるシンプルな箱

はじめてこの部屋を見たときの感想は「キャンバスみたいなお家!」でした。

どんな色を加えていこうかなと無性にワクワクしたこと、想像を膨らませるのがとても楽しかったことを覚えています。

MUJI INFILL 0の壁や天井は、一般的な壁紙ではなく、艶のないマットな塗装仕上げ。コンクリートの壁もボードの面も同じ塗料で仕上げているので、素材に関係なく空間に統一感が出るし、そのおかげで家全体がミニマムで美しい印象に映る気がします。



アートもよく映えます◎

こまかな部分でいうと、巾木が一般的なマンションよりも狭くなっていたり、壁の直角となる部分が落とされていたり… 一見すると気づかないようなこと。でも、そんな細やかなこだわりの積み重ねこそが、パッと見た時の”なんだか素敵”をつくっているのだと思います。

何色にも染まるシンプルな箱に仕上げられているからこそ、自分好みの暮らしを自由に描いていけるし、暮らしを想像する余地を残してくれているようなお家。

実際、私たちがこれまで集めてきたアンティークの家具もしっくり馴染んでくれて。二年間、自分たちらしくこの家を楽しんで来れたんじゃないかな〜!


 

ライフスタイルに合わせて変えていける間取り

MUJI INFILL 0の特長的なのは、造り付けの収納が少ないこと。最初は「大丈夫かな?足りるかな?」と思っていたけれど、暮らしてみるとこれがとても良くて。

クローゼット、ワークスペース、キッチン、玄関の靴箱、洗面所…すべての場所で入居の時の持ち物の量に合わせて収納を揃えたので、大きく余らせることもなく、家の中のスペースを有効に使えている感覚があります。




それに物量に合わせた収納をつくっておくと、そこに収まる量を保とうと自然に意識するので、物が増え過ぎないのもいいんですよね。

固定の収納がない分、自分のライフスタイルに合わせて家具を置けるし、レイアウトの幅が広いのもよいところ。

加えて無印の収納家具なら、幅や高さ、棚板などをカスタムできるものが多いので、あとから柔軟に変えていけるのが便利で。

現にキッチンの収納は、元々持っていたユニットシェルフに後から同じものを一台追加し、連結させて大きな棚に変えたりしています。

この二年間には大きなライフステージの変化はなかったけれど、例えば子供ができたり、逆に子供が巣立ったりするときには、この可変性がもっと効いてくるのだろうなあと思います。

 

暮らしを支える性能

忘れちゃいけないのが、見た目の良さと同じくらい機能面でもしっかり暮らしを支えてくれる家、ということ!

団地と聞くと「古いから冬は寒そう」なんてイメージがあるかもしれませんが、この家は真逆。壁には最高水準を満たした高性能の断熱材が入っていて、冬でも部屋が冷えにくく、夏は熱が伝わりにくいので、一年中快適に過ごせます。

窓も二重サッシになっているので、冷暖房の効きもいい。

在宅で仕事をする私たちとしては、外の音が遮られるのもかなり嬉しいポイントでした◎

日常を支えてくれるこうした性能の高さは、住んでみたからこそわかる安心感。こんなに心身ともに快適な家で暮らしてしまって、他の家に引っ越せるかな…と不安になっています。笑

 

団地という住み良い環境

私たちは3年ほど前にも郊外の団地に住んでいたことがあるのですが、やっぱり団地っていいな〜というのをこの二年で改めて実感しました。

団地は棟同士の間が広いので、光がしっかり差し込み、風は気持ちよく抜けて、窓からの視界も広くて。これはやっぱり都会のマンションにはない魅力です。

あとは団地のまわりは大抵、徒歩圏内にスーパーやドラッグストア、パン屋さんや飲食店などなど、生活しやすい環境が整っているのも便利!

そんな団地ならではの環境×MUJI INFILL 0の掛け合わせのおかげで、本当に住み良い日々を過ごさせてもらいました。

 

藤沢ならではの良さもたくさん感じられた二年間だったのですが、長くなってきたのでそれは最終回にとっておこうかな。

ではでは、また再来週こちらでお会いしましょう〜!

無印良品のリノベーション

藤沢の団地大使 nidones

無印良品がリノベーションした築40年の団地で、2023年10月から2年間住まいモニターとして暮らしをレポートしていただく、藤沢の団地大使。
応募総数1,365組の中から選ばれた、ヴィンテージやアンティークなど「古くて良いもの」を愛するご夫婦です。二人なりの“豊かさ”を求め、日々暮らしを紡いでいきます。
団地大使 nidones
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