三度のリノベを経験!リノベのプロのお宅を訪問しました
2025年8月22日
こんにちは、藤沢の団地大使・nidones(にどねす)のミオです。
今回は前回の記事でもちらっとお伝えしていた、大阪出張のレポートをお届けします!
目的地は… 無印良品のリノベーショングランフロント大阪の店長を務めていらっしゃる大越さんのお宅。以前グランフロントにお邪魔した際にご案内してくださったあの大越さんです(その時のレポートはこちら)
お馴染みの鈴木さんとも仲良しの大越さん。このお二人、どことなく似ていると感じるのは私だけでしょうか。
そんな大越さん、なんとこれまで3回のリノベーションを経験されているんです!お仕事でもプライベートでもリノベに向き合い続けていらっしゃる、正真正銘のリノベのプロ。
現在は築42年・約90平米のマンションで、家族5人のびのびとした暮らしを楽しまれています。
リビングに入ってまず感じたのは、視線がすーっと抜ける開放感と心地よさ。
最初は一般的な間取りにならってバルコニー側をリビングにしようと考えたそうなのですが、そこをあえて個室に変更。
そのおかげで真四角に広がる、大きくて気持ちのいいリビングダイニングが実現できたのだとか。
以前はアイランドキッチンだったそうなのですが、今回のお家では壁付けキッチンをセレクト。
「大きなダイニングテーブルを中心とした空間にしたかったんです」と大越さん。
その言葉通り、どーんと中央に位置する大きなダイニングテーブルはご家族が自然と集まる場所になっていて。食事も、宿題も、おしゃべりやおやつの時間も… このテーブルを囲むことがご家族の暮らしの軸になっているようでした。
255cmの大きめなキッチンにプラスして、サブカウンターをL字になる形で設置。お料理やお菓子作りが趣味という奥さまのための、作業スペースがたっぷり確保されたキッチンです。
多くのご家庭ではカウンター上に置かれがちなオーブンレンジ。大越さん宅では、カウンターの下に設置されています。
こうすることでまだ小さいお子さんたちも手が届きやすいのと、カウンターの作業スペースがより広く確保できるのだとか。なるほど〜の連続!
パッと見の印象としてもすっきりしたキッチンに見えますよね。
このスコーン、実は私たちも撮影後にいただいちゃいました。美味しかった〜!
リビングにはたっぷりモノが収納できるストックスペースも。お子さんが3人いらっしゃるということで、どうしても生活感の出るアイテムは増えていくもの。
こうしてちゃんと隠して収納できる場所も設けることで、見えている範囲は整頓された状態をキープすることができるんですね。
娘さんたちの学校の道具をまとめたワゴン。このアイデアすごい〜!がらがらと外に引き出すこともできるし、翌日の準備もしやすそうですよね。
こちらはバルコニー側に位置する、リビングとガラス戸で区切られた子ども部屋。
今は二段ベッドを使ってコンパクトにまとめつつ、おもちゃや学用品を自分たちで管理できる収納システムが作られています。
「それぞれの個室が必要になったら、またレイアウトを変えていこうと思っています」と、未来に向けた柔軟さも忘れません。こうやって住まいを育てる視点が素敵だなあ。
床材には抗菌・抗ウイルス仕様のリノリウムが使われていて、デザイン性と実用性のバランスもばっちり。
玄関横にある手洗い場は、帰ってきた流れでそのまま立ち寄れる動線がとても便利だそう。
洗面スペースと脱衣所を分けたのは、娘さんたちが大きくなってからのことも考えてのことだと仰っていました。
確かに、誰かがお風呂に入ってしまうとその間は洗面所を使いにくい…というのはあるあるですよね。最近はお客さまのお宅でも、この仕様を希望される方が多いのだそうです。
こちらは元々二部屋だったところを一つに繋げたという寝室。北側にあたる部屋でありながらも、二部屋分の窓があるおかげで明るさが担保できているそう。
窓際には元々あった梁を生かして長押を一本通し、洗濯物干しとして活用しているのだとか。
基本的に外に洗濯物を干すことはないという大越家。来客があった時なども気にする必要がない寝室に部屋干しシステムを作るのは良いアイデアだなあ。
「もう賃貸には戻れないです」と笑う大越さんの言葉にも納得の、本当に素敵なお家。これからも家族の形や暮らしの変化に合わせて、ゆっくりと進化していくんだろうなあ。
YouTubeでは、今回ご紹介しきれなかった細かな工夫やご夫婦のリアルな声もたっぷりお届けしています。ぜひぜひご覧くださいね!
藤沢の団地大使 nidones
無印良品がリノベーションした築40年の団地で、2023年10月から2年間住まいモニターとして暮らしをレポートしていただく、藤沢の団地大使。
応募総数1,365組の中から選ばれた、ヴィンテージやアンティークなど「古くて良いもの」を愛するご夫婦です。二人なりの“豊かさ”を求め、日々暮らしを紡いでいきます。
団地大使 nidones
お部屋について
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