全団地に欲しい!素敵すぎる“リノベ集会所”へ
2024年11月15日
皆さんこんにちは。『藤沢の団地大使』の nidones(にどねす)です。
本日も妻のミオがお送りします。
先日、神奈川県の港南台駅にある「かもめ団地」という団地内に新しくオープンした集会所のお披露目会に伺ってきました。
到着してびっくり。団地の集会所とは思えないスタイリッシュな外観!
それもそのはず、ここは「MUJI×UR団地まるごとリノベーションプロジェクト」によって素敵に生まれ変わった集会所なんです。
そもそも「集会所」というもの自体、耳馴染みのない方もいるかもしれないですね。
集会所とは団地やマンションなどの共用部に設置された、行事や会議などを行えるスペースのこと。町の公民館のような場所をイメージしていただけるとわかりやすいでしょうか。
せっかくの共用スペースであるものの、住民の方々にあまり利用されていないことが課題だったそう。そこでみんなが積極的に使いたくなるような空間に大変身させて、集会所を拠点とした地域コミュニティを活発化させよう!というのが、今回のプロジェクトの目的。
そんな新しい姿に生まれ変わった「かもめ団地集会所」のマップがこちらです
まずはラウンジ。
明るく開放的な雰囲気のこのスペースは、子供たちが集まって宿題をしたり、近所の方とコーヒーを片手におしゃべりしたり。自由度の高い空間です。
電源付きのデスクも置かれているので、テレワークにもぴったり。
普段自宅で仕事をしている私たちは気分を変えるために近くのカフェへ作業しに行くことも多いのですが、お店が混んでいて入れないことがあったり、移動がちょっと面倒だったりもするので、団地の敷地内にテレワーク環境が整っているのは心底羨ましいです…!
ラウンジの横には本棚も。
趣味の本や漫画、絵本が並んだ本棚。
無印の方が「お気に入りの本をおすすめし合う本棚としても使える」と仰っていて、すごく素敵なアイデアだなと思いました!
物々交換のように、読み終えた本をここに持ってきて、それと引き換えに本棚に置かれている本を一冊持ち帰って。次の持ち主さんへと受け継がれていくような本棚、面白いですよね。
ギャラリーを兼ねた廊下の奥へと進んでいくと…
素敵な和室スペースが! ホッと落ち着く癒しの空間。
靴を脱いでくつろげるので、赤ちゃんや小さなお子さんがいるご家族も利用しやすそう。
読み聞かせ会を開いたり、あとは茶道や華道など、和室ならではの体験教室を開催するのも楽しそうだなあ。
そして、こちらはシェアキッチンスペース。
オーブンから冷蔵庫、炊飯器、もちろんお鍋やフライパンなど調理器具も揃った、自由に使えるキッチンです。
お料理教室や近所の方々でご飯会をしたりなど、色んな使い方ができそう。
この日は、自治体の方々が美味しいマドレーヌを振る舞ってくださりました!
小学生の頃バレンタイン前になると、仲の良い友達の家に集まってみんなでわいわいチョコ作りをしていたのですが、そんなのもここでできたら楽しそうですよね。
そう考えながら気づいたのですが… 放課後に子供たちが遊ぶとき “誰かの家” 以外で気軽に集まれるスペースがあることは、もしかして親御さんたちにとっても嬉しいポイントなのでは??
公園が使えない雨の日や、外ではできないような室内遊びをしたいとき、普通なら誰かのお宅にお邪魔することになると思うのですが、こんな素敵な集会所があれば、お互いのお家に気を遣わず遊ばせることができるんじゃないかなあと。
近所の方の目も届く場所で安心、というのもありますし◎
ちなみにこのキッチンスペース、窓をオープンにすると室外テラスとも繋げることができるそう。この日はあいにくのお天気でしたが、晴れた日にバーベキューのようなアウトドア活動をするのもいいな〜!
この広いお庭を生かして、青空市を開くのも楽しそう。
私の祖母はとても手先が器用でぬいぐるみや陶器の器など、いろんなものを手作りしているんですが、それを家族や友人の一歩先の方々にも披露したり、求めてもらえるような場や機会があるといいなあと以前から思っていて。
こういう場で開かれるイベントなら年配の方々でも安心して気軽に出店できそうですよね。
イベントの最後、「お土産にどうぞ!」といただいたこちらのビールは、以前ここで行われたワークショップで参加者の方々が味決めとラベル作りをされたオリジナルビールなんだとか。
カラフルでキュートなかもめさんたち。小さなお子さんが描いたのかなあというデザインもあってほっこりにっこり。
今後もこの素敵な集会所で、マルシェやクラフトショップ、お菓子づくり教室、ミニゲーム会など様々なイベントを行っていくようです。
こういった空間が出来ることでそこに豊かな時間が生まれるのはもちろん、近所の方々同士が顔を合わせ繋がっていくことで、日々の生活をより安心して送れるようになることにも、大きな意味があるのだろうとも思います。
たくさんの方々に愛される心地よいサードプレイスになりそうだなあ。
無印さんURさん、ぜひ藤沢の団地にも作ってくださいませんか〜! 笑
藤沢の団地大使 nidones
無印良品がリノベーションした築40年の団地で、2023年10月から2年間住まいモニターとして暮らしをレポートしていただく、藤沢の団地大使。
応募総数1,365組の中から選ばれた、ヴィンテージやアンティークなど「古くて良いもの」を愛するご夫婦です。二人なりの“豊かさ”を求め、日々暮らしを紡いでいきます。
団地大使 nidones
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