暮らしのうらっかわ。藤沢の団地大使の住まいレポート

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素敵なリノベハウスを見学してきた -後編-

2024年7月12日 暮らし

素敵なリノベハウスを見学してきた -後編-

 

皆さんこんにちは。『藤沢の団地大使』の nidones(にどねす)です。
本日も妻のミオがお送りします。

今回のコラムは「入居者宅見学会」に参加して、素敵なお宅にお邪魔したよレポートの後編。

二年半前に神奈川県のマンションの一室を「MUJI INFILL 0」でリノベーションされたMさんご夫妻のお宅を訪ね、「実際のところ住み心地ってどう?」「こだわった部分は?」「無印良品のリノベーションを選んだ決め手は?」などなど、根掘り葉掘り伺ってきましたよ〜!

 

キッチン・ダイニング・リビングとご紹介してきた前編

 

後編はまず洗面所から。

間取りを見ていただくとわかるように、一室空間の広いLDKからダイレクトに繋がった洗面スペース。私たちが今住んでいるお部屋も同じ「MUJI INFILL 0」でリノベーションされた物件なのですが、特徴として出来るだけ仕切りや廊下を作らないような設計になっているんですよね。

その恩恵として、日々の家事・生活の動線がすごく楽だな〜と感じます。ベランダと洗面所の行き来とかね。廊下を挟むだけで結構億劫になりますよね。忙しい朝なんかは特にね…

そしてなんといっても、この広い洗面台! これだけのゆとりがあれば、ご夫婦で身支度の時間が重なっても困らないだろうなあ。アイロンやお洗濯などなど、家事にも活用できそうで羨ましい。

洗面スペース自体がリビングと直接繋がっている分、お手洗いは奥まった空間に設計されたそう。動線も確保しつつ、きちんとプライベート空間も守られているのは嬉しいですね。

洗濯機の裏側が、前回ご紹介した冷蔵庫置き場になってます

 

続いてはワークスペース。

リビングの一角にあるデスクは、在宅でお仕事をされている奥さまのお仕事場。

こちらのデスクは以前ダイニングテーブルとして使用されていたものなのだとか。これだけ大きなデスクを置いてもまだゆとりのある、明るくて気持ちのいい空間。のびのびと作業ができそうだ〜。

ワークスペース側から見たLDK。開放感たっぷり!

 

デスクの背面には無印良品のシェルフやファイルボックスが並び、書類やお仕事道具が綺麗に整頓されていました。

 

ご主人もリモートワークをされることが多いそうで、その際は寝室に置いたデスクで作業をされるそう。普段は開けている扉を閉めて仕切ることもできるので、オンライン会議があっても問題なく、それぞれのペースでお仕事ができているそうです。

「コンパクトだけど、全然これで事足ります」とご主人

 

寝室はリビングやダイニングに比べてあえて天井を下げているのだそう。素人の我々からしてみれば「天井なんて高ければ高いほどいいのでは…?」なんて思ってしまいますが…

実は寝室の天井は低めの方が心身ともにリラックスしやすいからと、設計士さんが提案してくださったのだそうです。

実際にMさんご夫婦も「広々しすぎていないおかげで落ち着いて眠れます」と仰っていました。

広いところはたっぷりと、狭くてもいいところは最小限に。心地良さに基づいたメリハリのある空間の使い方がさすがだなあ。

寝室の扉はガラスの引き戸。めずらしいタイプだなと思ったのですが、この扉だと完全に閉めきっているときも向かいのクローゼットスペースや玄関周辺が明るいままで過ごせるのだそう。

確かにここがもし普通の扉だったら、ここは昼間でも照明なしでは過ごせなそうですよね。

徹底して、明るさ・空間の気持ちよさにこだわられている… すごい…!

カーテンがついているので目隠しも問題なし◎

 

寝室の向かいにあるのが、クローゼットスペース。

我が家でも使っているユニットシェルフ3つ分の奥行き。収納量抜群です!

お店のストックルームみたいでワクワクする景色だ…

 

収納って“隠さなきゃいけないもの”と思いがちだけれど、確かにこんなふうに整っていれば隠す必要もないですよね。

逆に日常的に目に入るからこそ、余分なものが増えるのを防げたり、綺麗に保とうという意識が持てるのだろうな。

 

広々した玄関も素敵でした。

 

 

最後に、Mさんご夫妻が無印良品のリノベーション「MUJI INFILL 0」を選んで良かったと思うところを改めてお伺いしてみました。

「無印良品のリノベーションは間取りのベースや方向性がある程度決まっていて、その上で好みに合ったものをカスタマイズしていくスタイルなので、失敗をする事がなくてよかったです。自由すぎても無限に選択肢があって大変ですからね。」

リノベ業界に長くいらっしゃるMUJI HOUSEスタッフの鈴木さん曰く、何から何まで自分たちで選んでいくスタイルのリノベーションは楽しさもありつつ、あれこれ詰め込みすぎたり優先順位を見失ってしまったりして、蓋を開けてみたときに後悔することも少なくないそう。

「その点、『MUJI INFILL 0』はある程度の型として抑えるべき部分がしっかり抑えられているので安心される方が多いですね」と仰っていました。

 

 

「断熱や耐震性などの機能面がベースとして備わっているのも良かったです。やっぱり見た目などを優先しがちで、性能の部分にお金をかけるのは後回しになりがちだからこそ、はじめから強制されているのが良いですね(笑)」とご主人。

確かにリノベーションというと “見た目を美しく” ということに重きを置いてしまいそうだけれど、数十年住んでいく家だからこそ何よりも大事なのはまず家の性能。

お話の中で奥さまが仰っていた「いつも守られてる感があって、落ち着く家です」という言葉がとても印象的だったのですが、

それはきっと、床下の配管設備や壁の下地の状態などなど隠れている構造部分にもきちんと目を向けて、家の土台部分を何よりも大切にした家づくりを行う「MUJI INFILL 0」のお住まいだからこそ、出てきた言葉なんじゃないかなあ。

 

「リノベの過程も楽しかったですよ。人に恵まれて、気持ちよく家を作る経験ができましたね。」そう語るお二人を見ていて、賃貸派だった私たちも、いつかは家を買ってリノベするのもいいね〜と新しい夢がふくらむ帰り道でした。

 

 

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無印良品のリノベーション

藤沢の団地大使 nidones

無印良品がリノベーションした築40年の団地で、2023年10月から2年間住まいモニターとして暮らしをレポートしていただく、藤沢の団地大使。
応募総数1,365組の中から選ばれた、ヴィンテージやアンティークなど「古くて良いもの」を愛するご夫婦です。二人なりの“豊かさ”を求め、日々暮らしを紡いでいきます。
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