暮らしのうらっかわ。藤沢の団地大使の住まいレポート

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アートのある暮らし、はじめました

2024年5月10日 暮らし

アートのある暮らし、はじめました

 

皆さんこんにちは。『藤沢の団地大使』の nidones です。

約2年ぶりに引っ張り出してきたあつ森(あつまれどうぶつの森)に再熱し、連日連夜島づくりに励んでいる寝不足気味の妻・ミオがお届けいたします。

 

前回のコラム、皆さんご覧いただけましたか?

豊富なアートが揃う『IDÉE SHOP Jiyugaoka』でお買い物をさせていただいた前編に続き、今回は実際にお家に迎えた作品をご紹介したいと思います。

 

 

まず一つ目の作品は、版画家・黒木周さんの作品。

身近な自然現象や、生活の中で手にする道具など、身のまわりのあらゆるものをモチーフとしてアートに落とし込んでいるという黒木さん。

優しい色遣いと美しいカタチの重なりに惹かれた一枚です。

小ぶりなサイズなので、大きなアートと組み合わせて飾っても素敵だろうな〜と思いつつも…  最近迎えたエバーフレッシュの木と共に飾ることに。

青々と茂るエバの葉や曲線を描く幹がこの作品とリンクしているように思えて、実は実物が届く前からここに飾ろうと心の中で決めていたのでした。

思った通り、心地よく馴染み合ってくれたなあ。

 

 

お次はこちら。
スウェーデンのアーティスト、モナ・ヨハンソンさんの「HAGABION」

HAGAという街の一角を描いたこの作品。レンガ造りの建物が並ぶノスタルジックな街並みに、そこで暮らすひとびとの生活を切り取った描写も素敵。

隅々までじっくりと眺めるのが楽しい作品です。

街や建物が細かーく描かれた絵がこどもの頃から好きだったなあ。こういう絵本、ありませんでした?よく読んでいた記憶があります。

 

これは寝室の窓際に飾ることにしました。低い家具が並んでいることもあって、ここの壁の余白が気になっていたんですよねえ…

幅のある本棚の上なので、横長のアートがバランスよく収まってくれました◎

ちなみに… 黒いフレームが空間に馴染むか少し心配だったので、あわせて枕カバーをダークブラウンに新調したのがちょっとしたこだわりです。

これはIDÉEのスタッフ三輪さんが教えてくださった技でもありまして。

私たちの場合はフレームの色だったけれど、たとえば色を使ったアートを飾りたいもののハードルが高いな〜と感じた時には、ファブリックアイテムで色を拾うとまとまりやすいと伝授いただき。

クッションカバー、ブランケット、カーテン、ラグなどなど… ファブリックのアイテムって比較的買い替えやすい&楽に模様替えできるモノが多いですよね。だからこそ、アートに合わせて色や柄モノで遊びやすいのだそう。なるほどー!

 

 

お次は、モグ タカハシさんの「SWAN」という作品。

遊び心あるユーモラスな作風のモグ タカハシさん。以前から彼女の絵が好きで、お店で見かけることがあると、そのたび足を止めて眺めていました。

こちらは、玄関とお部屋を繋ぐ壁に飾ることに。

ここは玄関を開けてまず最初に目に入る場所だから、ふっと力が抜けるようなモチーフを飾りたくて。

見ているこちらもついつい微笑んでしまうこの表情。へとへとに疲れて帰ってきても、この子と目があったらちょっと元気になれる気がする。

それに遊びに来てくれたお客さんの心もほぐしてくれそうじゃないですか?

 

最後の一枚がこちら。田上允克さんの一点ものの油絵です。

やわらかい色遣いと対照的な、自由で荒い幾重にも重なったライン。そのアンバランスさにどこか人間味のようなものを感じ、惹かれた作品です。

実は、これだけは最初からブレずに購入を決めていました。

作者の田上さんは80歳になる今も現役でご活躍されていて「時間が足りない」と約40年以上休むことなく、毎日絵を描き続けているのだそう。(それも1日3~7枚も!すごい創作意欲だ…)

心から描くことが好きで、ピュアに描くことと向き合い続ける人の生み出す作品。

そんなエピソードも含めて、さらに愛着が湧いてくる一枚です。

 

 

以上が今回お迎えしたアートのご紹介でした。

迎えてから一ヶ月ほど経ちましたが、日常のふとした景色の中にアートが在るってなんだかとても豊かだな〜としみじみ感じるこの頃。

今回はひとつひとつ単体で飾ってみたけれど、今後組み合わせて飾ったり、大胆に色を使った作品を迎えてみても面白いなーなんて思っています。

アートのある暮らし、引き続き楽しむぞ〜!

 

 

 

 

無印良品のリノベーション

藤沢の団地大使 nidones

無印良品がリノベーションした築40年の団地で、2023年10月から2年間住まいモニターとして暮らしをレポートしていただく、藤沢の団地大使。
応募総数1,365組の中から選ばれた、ヴィンテージやアンティークなど「古くて良いもの」を愛するご夫婦です。二人なりの“豊かさ”を求め、日々暮らしを紡いでいきます。
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