暮らしのうらっかわ。藤沢の団地大使の住まいレポート

暮らしのうらっかわ。藤沢の団地大使の住まいレポート

ひとつながりの空間で、動線も気持ちも整うお部屋。

2025年6月27日 暮らし

ひとつながりの空間で、動線も気持ちも整うお部屋。

 

 

皆さんこんにちは。
『藤沢の団地大使』 nidones(にどねす)のミオです。

今回は、横浜・野毛にある無印良品のリノベーションルームにお邪魔してきました。

案内してくださったのは、おなじみの鈴木さんです。

こちらは52平米のお部屋。これまで伺った横浜のショールームや、入居者さんのお家などと比べるとコンパクトなお部屋なのですが…
狭さを感じさせない工夫とアイデアが散りばめられていて、心地よさを感じる場面がたくさんありました。

しかもこのお部屋、間取りがきれいな四角で。

生活動線にもムダがなくて、空間全体になんだか安定感あるというか…収まりがよいというか… ちょっと不思議なくらい、居心地が良かったです。

鈴木さんも「ここはうちの設計士の傑作なんです」と仰っていました。

お部屋に入ってまず目に入るのが、開放感のあるキッチンとその横に並ぶテーブル。

どちらも無印良品とURさんの共同開発パーツです。

高さが揃っていて、配膳しやすかったり、料理しながらすぐ横で食べられたり。
見た目もすっきりとして洗練された印象ですよね。

ちなみにこのテーブル、動かすこともできます。
暮らし方にあわせてサイズを変えたり、向かい合わせに並べて大きな作業台にしてもいいんですって。

この自由度の高さ、頼もしいですよねえ。

 

そしてその奥にはリビングと寝室が。

手前には軽やかな引き戸がついていて、位置を調整することで空間を区切ったり、つなげたりできる仕組みになっていました。

「きちんと仕切る」じゃなくて、「ちょっと目線を遮る」くらい。

寝室のそばにあったユニットシェルフも、収納兼・目隠しの役割で置かれてるとのこと。
こういうふうに、家具で空間をつくっていくのは無印さんがよく提案されているアイデア。

暮らしながらアップデートしていけるって、うれしいですよね。

 

あと個人的に「いいな!」と思ったのが、玄関のすぐ横に洗面台があること。
帰ってきてすぐに手が洗えるのって、当たり前のようでいて、意外と叶ってないお家も多い気がします。

ここはあえて廊下を作らず、玄関・洗面・洗濯機まわりがひとつながりになってるんですが、
空間がムダなく使われていて、すごく気持ちよかったです。

こうやってぎゅっとコンパクトにできるところをまとめることによって、リビングやダイニングの方で使えるスペースが確保されています。

洗面台の上のスペースも余すことなく活用。

収納BOXを置けたり、ハンガーをかけたりできます。

そしてそして、靴の収納にもひと工夫。

この物件は構造の問題で少々床を上げなくてはいけなかったそうなのですが、それを逆手にとって床下に靴をしまえるようにしたのだとか。

天才だ…!!

MUJIのこういった柔軟な考え方がとても好きです。

靴が出しっぱなしになっていないだけで、玄関まわりの印象ってぐっと整いますよね。これはうれしいポイント!

 

こちらは玄関横に位置する、3.5畳ほどの小さなお部屋。

今はちょっとした書斎っぽく使えるようにしてあるけど、
将来的には収納にしたり、子ども部屋にしたりもできるんだとか。

間取りも、使い方も、“今”だけじゃなくて“これから”を見据えて作られている感じが素敵です。

書斎コーナーはなんと洗面所と繋げることもできます!またもや天才アイデア…

 

 

ということで、今回は野毛ショールームでのお部屋紹介でした。

やっぱり、“間取りが整っている”って家の心地よさを大きく左右するのだなあと改めて感じました。
家具を置いた時の収まりもよくて、自然と空間に馴染むような安心感がありますしね。

YouTubeの動画では、今回紹介しきれなかったポイントや細かい工夫もたっぷりご覧いただけます◎

気になった方は、ぜひ動画もあわせてチェックしてみてくださいね〜!

 

無印良品のリノベーション

藤沢の団地大使 nidones

無印良品がリノベーションした築40年の団地で、2023年10月から2年間住まいモニターとして暮らしをレポートしていただく、藤沢の団地大使。
応募総数1,365組の中から選ばれた、ヴィンテージやアンティークなど「古くて良いもの」を愛するご夫婦です。二人なりの“豊かさ”を求め、日々暮らしを紡いでいきます。
団地大使 nidones
お部屋について

カテゴリー

カテゴリを選ぶ