こんにちは。花見川商店街暮らしレポーターのトーリーです。
今回は前回に引き続き、11月8日（土）に行われた「100円商店街」の紹介をしていきたいと思います。前回は、北側エリアと中央公園の様子をお伝えしましたが、今回は商店街南側のレポートをします。ミトーリ工房のある南側エリアでも、当日はたくさんの出店やワークショップで賑わっていました。

まずは「中屋フルーツ」さん。店先には季節の果物が並び、100円とは思えないボリュームで販売しているので、多くの方が買い求めていました。柿やみかんやバナナなどがどんどん売れていきます。いつもよりスタッフさんが多く、気合いが伝わってきます。

「お休み処 えがお」では、学生のみなさんによる「クリスマスツリーのポスターづくり」がおこなわれ、こどもたちでにぎわっていました。台紙にカラフルな紙を貼ったり、木の枝で作った飾りをつけてツリーつくっていました。学生さんが考えてくれるコンテンツは面白いアイディアのものが多く、こどもたちはとても楽しそうです。

自治会さんのフリーマーケット「ハンドハンドバザー」も大盛況です。
生活雑貨から子ども向けおもちゃまで幅広く並び、掘り出し物を探すお客さんで活気がありました。話が弾みながらお買い物されていました。温かい雰囲気の自治会さんならでは、地域に根ざしたコンテンツです。

「ザコンテナ」さんでは、人気のドーナツがこの日も大好評です。できたてのふわふわでかわいいドーナツのため、多くの方が買いに来てくれています。
「ぽけっと」さんはいつものロールパンシリーズから、今回はきなこパンを販売していました。ふっくらしたパンにきなこがたっぷりまぶされ、みなさん何個も買っていきます。僕もちゃっかり堪能しました。

「肉のカンダ」さんや「ユキエハム」さんは揚げ物やローストチキンを用意しています。揚げたてのコロッケをその場で食べたり、普段買うお肉を少し多めに買って帰る方も多くいました。

こうした普段の買い物がより楽しくなるのも、100円商店街の魅力のひとつですね。南側には日常の暮らしで利用するお店が多いからこそ、イベントの力でさらに地域のつながりが深まっているように感じます。

ところで、ミトーリ工房は何してるの？
と思われた方もいらっしゃるかと思います。
実は、朝から「close」なんです。

と言っても、何もしてないわけではなく、学生さんと朝からサイクル拠点をDIYでつくったり、イベントの記録写真を撮ったりする任務があるため、商店街を歩き回っています。

そして、それだけではありません！
「100円商店街」の一番大事なメインイベント、ビンゴ大会の司会を毎回担当させてもらっています。

イベントの最後に円形広場で行われる「ビンゴ大会」は商店街店舗からの豪華景品や商店会からの旬のフルーツの景品が当たります。今回は「シャインマスカット」と「メロン」が目玉景品でした。

ビンゴ大会の司会も3年目になるのでトーリーの名前を覚えてくれているこどもたちも多く、「シャインマスカットが欲しい人ー！？」と聞くと「欲しー！」と元気よく返してくれます。

番号を読み上げるたびに「来た！」「リーチだ！」と会場から声が上がり、大人もこどもも一緒になって盛り上がります。景品が当たった方の笑顔を見ると、司会をしているこちらまで嬉しくなります。

無事に景品も全て当たってビンゴ大会は終了です。当たった人も当たらなかった人もとても楽しめた1日になったのではないでしょうか。
今年の100円商店街は南側のいつもの賑わいに加え、北側の新しい拠点の盛り上がりや中央公園の盛り上がりもあっていつも以上に多くの方が来られて楽しんでいるように感じました。

何日もかけて準備をして行うイベントではなく、いつもの商品を少しアレンジして販売したり、得意なことを行ったりと、日常に少しのアイデアでこんなにも商店街が楽しくなるというとてもいいイベントだと思います。
商店街全体が一体となり、いるだけで元気をもらえる一日でした。

花見川団地に来てみたいなと思う方は、ぜひ100円商店街のタイミングにも遊びに来てみてください。
きっと花見川団地の魅力がたくさん伝わる楽しい日になると思います。

それでは、次回は2026年。来年も花見川のレポートもよろしくお願いします。
みなさま良いお年をお迎えください！

トーリーでした。