団地の商店街暮らし、はじめました

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花見川団地商店街の新たな交流拠点 パート2

2025年 5月 30日

花見川団地商店街の新たな交流拠点 パート2

こんにちは。花見川団地商店街暮らしレポーターのトーリーです。 5月になりツバメたちが活発に商店街を飛び始めました。商店街の店舗の上にツバメたちが巣を作りみんな生まれたばかりの子ども達に餌をあげています。花見川団地商店街で毎年見る光景で、商店街のみなさんは、ツバメは商売繁盛の鳥として大切に見守っているそうです。 子どもツバメの鳴き声と飛び交う親ツバメたちがとても可愛くて、みていると癒されます。 ミトーリ工房の看板の上も居心地がいいみたい。

看板の上から巣を見守る親ツバメ

餌を待つ子どもツバメ

前回に続き、花見川団地商店街の北側に新たにできた交流拠点の紹介をします。

左から: 108号室 コミュニティストア/無印良品の出張販売 107号室 コミュニティカフェ/ROUTEMAP COFFEE &BOOKS(1階)団地のくらし体感ルーム(2階)・一坪開業(1階区画内) 106号室 コミュニティサークル/花見川コミュニティルーム

団地のくらし体感ルーム(2階) 無印良品の商品を使用し、団地のくらしを再現しました。 団地くらしに関心のある方には過ごし方を体感していただけるとともに、既にお住まいの方には気づきや工夫を体感していただけます。
前回紹介した107号室の「コミュニティカフェ」の上には「団地のくらし体感ルーム」があります。 その名の通り、団地のくらしが体感できる場所となっていて、花見川団地商店街の2階は、場所によって住居になっているところもあるので商店街に住むイメージが湧きます。トーリー家と同じ間取りですが、さすが体感ルームだけあっておしゃれな空間になっています。

107号室の奥の階段をのぼると「団地のくらし体感ルーム」があります。

リビングとダイニングです。URさんのお部屋は南北に向いている窓が多く(この部屋は東西)、風通りも日当たりも良いお部屋です。こちらの商店街のお部屋も電気をつけなくても日の光が入るので、明るいお部屋となっています。 無印良品の家具を置いて落ち着いた雰囲気になっている他に、MUJI×URのお部屋で実際に使っている麻畳やダンボールふすまなどの「MUJI×UR 共同開発パーツ」も設置してみました。

チェーンをひっぱると点灯。

キッチンとフリースペースです。 寝室です。ベッドを2台並べてもゆったりとした広いお部屋で、ここの部屋は他の団地と同じ畳や襖を使用しているので「MUJI×UR Parts Room」の仕様との比較もできるようになっています。 押入れは現代風の使い方でクローゼットになっています。 押入れの下の収納ケースも気持ちいいぐらいジャストサイズなのが、さすが無印良品です。 トーリー家も同じ使い方をしていてジャストサイズの収納ケースを使っています。 他にも収納の使い方は様々です。

収納をカーテンで仕切り、普段使いするものを置く

押入れの中を机として使用

はい!ということで、 早速、団地のくらしを体感してみたいと思います。 リビングにて「休日にゆっくり本を読む」体感。 本がおもしろいのかちょっとだけ顔が半笑いなのが気になりますね。。。 キッチンにて「本を読んだらお腹が空いてきたから何か作ろうかなー」の体感。 キッチンがトーリー家と全く一緒なので日々団地のくらしを体感しています。 リビングにて「やっぱり本の続きが気になるから本を読もう!」の体感。 団地のくらしをこころ行くまで体感できたので、以上、「団地のくらし体感ルーム」でした。
3.106号室 コミュニティサークル/花見川コミュニティルーム 地域のみなさまの「やってみたい」を実現する場所です。サークル活動やワークショップを地域のみなさまの力で立ち上げます。新しい出会いや発見、そして顔なじみの増える活動の場を目指します。
そして最後こちらは花見川コミュニティルームです。107号室の横、106号室の中の様子です。 こちらは地域のみなさんが活動する場となっているほか、商店街の中にあることで活動の発信の場ともなっています。 自分の特技や趣味を誰かと共有したり、一緒に楽しみたいという方がサークル活動やワークショップの講師として活動できます。 中は様々な椅子やテーブルがあるのでお気に入りの場所を見つけて活動拠点にできるといいですね。 今後は地域の方の作品展示などのギャラリーとしても企画中です。
以上、花見川団地商店街に新しくできた交流拠点のご紹介でした。 毎週、木・金・土の10時〜16時はゆっくり過ごすことができるのと、トーリーもいることが多いのでぜひ遊びに来てください。 次回は花見川団地商店街を出て、大阪の団地の取り組みを紹介したいと思います! トーリーでした。

このブログについて

千葉県千葉市花見川区に、昭和43年にできたUR花見川団地
マンモス団地と呼ばれる、約5,700戸もある団地住人の生活のを支えているのが、花見川団地商店街。

その商店街に住みながら、新たな自由な暮らし方を発見する「団地の商店街暮らし」のレポートがはじまります。

いままでは商いが中心だった団地商店街で、どんな暮らし方ができるでしょうか。

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