団地の商店街暮らし、はじめました

団地の商店街暮らし、はじめました

花見川団地商店街の新たな交流拠点

2025年 5月 1日

花見川団地商店街の新たな交流拠点

こんにちは。花見川団地商店街暮らしレポーターのトーリーです。
春の花見川団地はいろいろな場所に桜が咲いていてとてもきれいな雰囲気です。公園でお花見する友達や入学式の記念写真を桜の木の下で撮る様子もちらほら。
そんな新たなスタートや出会いが多い春の中、商店街に新たなお店がオープンしました!場所は花見川団地商店街の北側です。
お店ができるってわくわくしますよね。そんなわくわくでいっぱいな気持ちでお店の紹介をしていきます。

108号室 コミュニティストア/無印良品の出張販売
107号室 コミュニティカフェ/ROUTEMAP COFFEE &BOOKS(1階)・団地のくらし体感ルーム(2階)・一坪開業(1階区画内)
106号室 コミュニティサークル/花見川コミュニティルーム

商店街の南側には前回までにご紹介したお店や活動がたくさんありますが、北側にも同じように昔からあるお店や新しくできたお店があります。
今回のお店は、北側の一番奥のエリアで団地のリノベーションはされていなかった場所にでき、テナントが14店舗分ある中で入居しているのは3店舗のところです。
少し空き店舗が目立つエリアに新しい店舗が入ることで、団地内外からの商店街利用者を増やし団地や商店街の活性化を目指しています。
そして、今回このエリアに新たなコミュニティ拠点としてみんなが集まれる場所が3店舗横ならびでオープンしました。

「花見川団地商店街の新たな交流拠点(3-20-108号室・107号室・106号室)」
「団地内外/多世代が交流するコミュニティづくり」を目的とし、地域の人のネットワークをつくり、多様な関わりを生み、小さな活動やコミュニティを育てる場所を目指します。
1. 108号室 コミュニティストア/無印良品の出張販売
2022年10月より毎週土曜日に営業している無印良品の出張販売が、毎週木金土の週3日営業に拡大します。引き続き地域に根差したコミュニケーションからニーズをくみ取り、その地域での暮らしを支える商品を提供するとともに、107号室/106号室と連動し地域のコミュニティ活動を応援します。

ひとつめは無印良品の出張店舗です。
上の説明文にも書いているように2022年から始まった出張販売は当初は南側の「お休み処 えがお」での月1の販売から始まりました。そこから北側にポップアップストアができ、週1営業として1年以上営業してきました。そんな出張店舗が4月3日から週3営業になりました!(毎週:木・金・土の営業)
京成八千代台駅からすぐのお店、「無印良品500 ユアエルム八千代台」の出張販売店舗として営業しています。団地の商店街の中にある店舗ならではで、スタッフと地域の方の距離が近く、買い物をしながら世間話が盛り上がります。

中にはいつもの無印良品の商品のほかに、千葉県産の商品や無印良品の季節限定商品も置いてあります。
他にも欲しい商品を依頼すれば取り置きもしてくれます。大型の商品を持って帰るのが大変な時も商店街から運べば少し楽になりますね。

2. 107号室 コミュニティカフェ
1Fでは「コーヒーと古本をテーマとしたカフェ」を運営し、多世代間の交流や、会話を生み、集う憩いの場所を提供します。起業支援を目的とした「一坪開業スペース」を併設し、一日お試し出店の場所として利用いただけます。2Fでは「団地のくらし体感ルーム」として無印良品の家具や収納用品の展示を行い、いつでも気軽に団地でのくらしを体感できます。

こちらは新たにできたコミュニティカフェです。花見川団地商店街は飲食店が少なく、北側には飲食店はありませんでした。商店街を訪れた方や団地に住んでいる方がお店に入ってゆっくりできる場所ができる事で団地の商店街を利用する方が増えることを期待しています。

中は半分がコーヒー屋さんで半分が本棚になっています。コーヒー屋さんでは産地にこだわった自家焙煎のコーヒー豆をハンドドリップで淹れてくれて、コクがあって美味しいです。気に入ったコーヒー豆も買えたり、洋菓子の販売もあります。

本棚は無印店舗でも販売している古紙になるはずだった本を壁一面の本棚に約3000冊置いています。
いままで古本市をイベント販売すると一日300冊ほど売れる人気でした。
本とコーヒーのお店ができたことで、これからはたくさんの本をいつでも買えるようになります。本は100円か300円で購入可能です。

一坪開業(1階区画内)
地域のみなさまの「チャレンジ」を実施する場所として107号室の区画内で1日お試し出店ができます。

こちらは107号室の区画内にある「一坪開業」のスペースです。
地域の方々がここの場所を使ってチャレンジできる場所になっています。こだわりの食べものを販売したり、趣味で作っているものを販売したり、使い方は自由です。
お気軽に1日販売して今後の活動に繋げてもらう場所となっています。
写真は一坪開業の使い方の例として、オープン初日には南側のお店の「THE コンテナ」のドーナツを販売してくれました。言うまでもなく、コーヒーとドーナツの相性がとても良く1日で約90個が完売しました。

そしてその隣の106はコミュニティサークルです。と、今回はここまで。
コミュニティサークルと団地のくらし体感ルームは次回のレポートにてご紹介します。

トーリーでした。

このブログについて

千葉県千葉市花見川区に、昭和43年にできたUR花見川団地
マンモス団地と呼ばれる、約5,700戸もある団地住人の生活のを支えているのが、花見川団地商店街。

その商店街に住みながら、新たな自由な暮らし方を発見する「団地の商店街暮らし」のレポートがはじまります。

いままでは商いが中心だった団地商店街で、どんな暮らし方ができるでしょうか。

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