旧土俵広場と集会所活用の実証実験を行いました。
テーマ「土俵マルシェと集会所ワークショップ」
泉北茶山台二丁団地では、団地内の広場や集会所などの共用空間の使い方について実証実験を兼ねたイベントを定期的に開催しています。
2024年11月には、旧土俵広場と集会所を会場としたイベントを実施しました。
土俵マルシェ
旧土俵広場では、大阪芸術大学の学生を中心にものづくりワークショップと、地域の出店者さんご協力のもとマルシェを開催しました。
大阪芸術大学の学生が発案した「バウムキーホルダーづくり」では、無印良品の「不揃いバウムクーヘン」の形を模した木の端材にやすりがけをし、好きな色を着色してキーホルダーづくりを行いました。
バウムクーヘンは元々、「木のケーキ」という名前の由来があるように木の年輪を模したケーキですが、商品ができた由来を学びながら、実際に木で作ってみるというワークショップになっています。
まずは、好きな風合いの木の端材を選んでヤスリで削っていきます。
その後に、絵具やマジックペンを使って好きな色で塗っていきます。
最後に、元のパッケージに入れると本物そっくりなバウムキーホルダーの完成です。
このように、本来捨ててしまうものを再利用することを最近は「アップサイクル」と呼んだりしますが、可愛いデザインのパッケージを捨てるのではなく、もう一度利用する事で、サスティナブルな取り組みにつなげることができそうです。
もう一つ、大阪芸術大学の学生発案による「レモネードづくり」では、泉北地域産の新鮮なレモンを使用したレモネードを作るワークショップを行いました。泉北でレモンを生産されていることをほとんどの人が知らない中で、これだけ新鮮なレモンが地元にあることを知る良い機会となりました。
まずは、その美味しさを知るための試作品を振る舞いました。
その美味しさを知ってもらった後に、学生が作り方のレクチャーを行いました。
泉北産の新鮮なレモンをたっぷりと瓶に詰め、氷砂糖と一緒に漬け込みます。
自宅に持って帰ってもらい、氷砂糖が溶けるとレモンシロップの完成。
水や炭酸水で割って自家製レモネードが楽しめます。
地元、茶山台のプレイヤーである「DIYのいえ」からは、色塗りができるキーホルダーづくりを行いました。
こどもたちは、何でも真剣に取り組みます。お気に入りができたようですね。
ものづくりワークショップ以外にも、「丘の上の惣菜屋さん やまわけキッチン」からは、いつものようにお弁当が販売されました。
ワンコイン500円とリーズナブルながら、からだに良さそうなおかずがたくさん入ったお弁当。いつも人気で、お昼ごろになると団地居住者の方がお弁当を目当てにマルシェに訪れることも増えてきました。
集会所ワークショップ
集会所内では3つのワークショップを開催しました。
・「FUNAPPY」の「スカンディアモスアート」
・簡単!癒しのお絵描き「パステルアート」
・「kaleidoscopic」の「ふわふわのクリスマス飾り」
簡単!癒しのお絵描き「パステルアート」の様子
「FUNAPPY」の「スカンディアモスアート」の様子
お子様からお年寄りまで幅広い世代の参加者が集まり、誰もが楽しみながら交流できる「ものづくりワークショップ」となりました。
ワークショップ以外にも、堺市の特別養護老人ホーム内にある「OAK café」からは、ホットコーヒーの販売を行いました。
ハンドドリップで丁寧に抽出されたコーヒーの香りが会場を包み込み、心地よい空気感が広がりました。
原山台の「えびすの青果」からは、新鮮な野菜や果物の販売が行われました。
こちらもいつも人気で、新鮮な野菜や果物を目的に集会所にたくさんの団地居住者の方が訪れていました。
小さなテントの中に青果の入ったダンボールがびっしり。豊富な品揃えのおかけで、お客さん同士の会話も自然と弾み、賑やかな雰囲気となりました。
今回のイベントにご参加いただいたみなさま、誠にありがとうございました。
今後も泉北茶山台二丁団地では様々な取り組みを計画していますので、ぜひ楽しみにしていてください。