プール跡地ひろばの活用+旧管理サービス事務所の活用
テーマは「ひろばでコーヒーを楽しんでよう+おもちゃで遊ぼう」
プール跡地ひろばと旧管理サービス事務所を活用し、コーヒーを媒介としたコミュニティづくりの可能性の実証実験として、今回は「SPRINGひらかた珈琲倶楽部」によるドリップコーヒーの無料提供を行いました。加えて、こども達への訴求力の高いおもちゃの無料貸し出しを行い、プール跡地ひろばの活用手法の検証も行いました。
プール跡地リノベーション第二期工事の検証「どこでもベンチ」の実証実験
現在検討している第二期工事に向けて、プールサイドや擁壁がどこでもベンチになる「どこでもベンチ」を設置し、ひろばや木陰での「滞留を促す装置」として機能するかどうかの検証を行いました。加えて、ひろば全体を覆う「フラクタルタープ」を設置し、夏の日差しを遮ることで、プール跡地の床全面の人工芝の上で、おもちゃで遊ぶこどもたちが快適に過ごせるかどうかの検証も行いました。
SPRINGひらかた珈琲倶楽部のみなさんは65才以上(!)でメンバーが構成されていて、各地のイベントでも引っ張りだこの人気を博しています。
今回、無印良品からはコーヒー豆の提供を行いました。それらの豆を使って丁寧にコーヒーをドリップして住民の方々に提供を行いました。
またプール跡地では、プール全体を覆うことができる10M×15Mの大きなフラクタルタープの取り付けを行いました。
フラクタルタープは、風の影響を受けにくく、かつ木陰のような優しい日陰で日差しを遮ります。近年、日中屋外で過ごす時はこのような装置が欠かせないものになっています。
フラクタルタープの下にあるプール跡地では、床に敷いた人工芝の上でくつろぐ親子の姿も。「お外リビング」の検証に、通常室内で使用するソファークッションを配置しました。
プール跡地の形をそのままパズルにした「三角パズル」で遊ぶお子さん。人工芝の上でみんな夢中になって遊んでいます。
貸し出しのおもちゃのゴルフで遊ぶ親子。
人工芝の上で遊ぶおもちゃの検証を行いました。
フラクタルタープの下以外でも、パーゴラ下で涼む住民の方々。ご高齢の方々には、より日差しを遮ってくれるパーゴラの植栽下が快適のようです。
今回、初めて導入したのが、この「どこでもベンチ」です。文字どおり、どんな場所でもベンチになる「どこでもベンチ」は、寸法が合えば、プールサイドにとどまらず至るところで設置が可能です。
「どこでもベンチ」に座って談笑する住民の方々。高木の下の木陰にベンチがあると自然と人が集まってきます。
「どこでもベンチ」の上におもちゃを並べて遊ぶお子さん。ベンチに腰をかけてお菓子を食べたり、お孫さんが遊ぶ姿を見守ったり、「お外リビング」の可能性を感じることができました。