2025年4月3日に、花見川商店街北街区に新しく交流拠点ができました。
前回のレポートでは107号室の1階の「コミュニティカフェ」や「一坪開業」についてご案内をしましたが、今回は2階にある「団地のくらし体感ルーム」をご紹介します。
107号室は1階が店舗で、2階は住居となっています。
「団地に住んでみたけれど、どのようにくらしたら良いのか分からない」などご意見をいただくことも多いため、無印良品の商品を使用し、団地のくらしを再現しました。
団地のくらしに関心のある方へ過ごし方を体感いただけるとともに、既にお住まいの方へも気づきや工夫を体感いただけます。
1階のカフェから階段をあがると、団地のお部屋が再現されています。
階段横には使用頻度の多いものの収納が出来るスペースを用意しました。
キッチンはベランダから光が入るため明るく気持ちがいい環境です。
引き出しの中まで商品が入っているので、カトラリーの収納など参考にしてください。
寝室は和室ですが、ベッドを置いてみました。
ベッドヘッドは外した押入れのふすまを利用しています。
押入れのふすまを外すことでオープン収納になります。無印良品の収納グッズがぴったりはまり、お洋服などのたっぷり収納ができそうです。
リビング・ダイニングの畳はMUJI×UR団地リノベーションでURさんと共同開発をした「麻畳」を導入しました。表面に麻を使用しているため、通常のい草の畳よりも強度がありへたりにくくなっています。
コンパクトな空間の中で、押入を最大限に有効活用できるように、中棚をそのままワークデスクにしてみました。
ふすまもURさんと共同開発をした「ダンボールふすま」を採用しました。クラフト地のダンボールが団地のお部屋になじみます。
ふすまを取り外すことで大きな空間になり、自由に編集して暮らすことが可能です。
押入れが各部屋にあるため、団地のお部屋は収納が充実しています。
大きな窓が全部屋についているため、どの部屋にいても光感じることができ、窓を開けると風が通り抜けて気持ちが良いです。窓際のソファでくつろぎながら団地の良さを感じてみてください。
「団地のくらし体感ルーム」に配置されている無印良品のベッドや本棚、ソファなどの一部家具は「必要なモノ」を「必要な期間」だけお使いいただける、月額定額サービスで利用できるものとなっています。
家具を所有しないくらしも体現できますので、組合せなどもぜひ参考にしてみてください。
この交流拠点を起点としながら、さらなる地域生活圏の活性化を推進して行きます。
交流拠点内ではさまざまな「やってみたい」をサポートしますので、活動などにご興味のある方は無印良品出張販売スタッフにお声かけください。花見川団地コミュニティ交流拠点107号室をご紹介します。②