vol.24 光の家
「無印良品の家」で暮らす人を訪ねて神奈川県逗子市へ。
建築への造詣も深いKIKIさんが、日向に佇む「窓の家」に会いに行きました。

施工例 | 2018.3.27

エピローグ(編集後記)

白い家

このコラムを読んでいただいている読者の皆さんは、きっと「無印良品の家」のファンの方であろうと思うのですが(笑)。。。。。
まだWEB上で見たことしかない方も、もう実際に見たよという方もいらっしゃると思いますが、皆さんは「窓の家」を初めて見たときの印象ってどんな感じだったでしょうか。
私が初めて「窓の家」第1号のモデルハウスの撮影に行ったときに感じたことは、「とにかくやたらと白い家だなぁ」ということ。

「窓の家」の個性を形成している要素の一つが、この「白」いこと。外観上もインテリア上もこの「白」が目に飛び込んできます。
無印良品で販売されるさまざまな製品に使われている基本色のうちの一つなので親和性も高いですね。

少し専門的な話になりますが、「窓の家」の外壁、内壁色は日本塗装工業の色番号N−93番で指定されています。これは真っ白に近い「白」ですね。
気をつけて住宅街の白い家を見てみると、ベージュやグレーがかった白い家は散見されるものの、意外と真っ白を使った家は少ないことに気がつきます。
微妙な違いですが、ここに普通の白い家ではない「窓の家」の個性があるのです。

今回の取材もお天気に恵まれ、冬晴れの撮影日和でした。毎回思うことですが、窓の家は本当に青空がよく似合います。
真っ青と真っ白のコントラストはいつ見ても清々しく印象的ですし、室内も差し込む陽の光の加減で刻々と白い内装の表情が変わっていく様子はいくら眺めていても飽きないです。

内装についても、「白」が生きていることを感じるのが、対談の中でKikiさんがお話しされていた壁の「余白」についてです。壁が白だからこその「余白」なんだなと改めて気付きました。
「白」という色からは何か可能性を感じますし、この余白が住み手の個性を発揮できるのようなキャンバスのようなものに思えるのです。
これまでお伺いした「窓の家」のオーナーの皆さんはこの「余白」をモノの量とのバランスを考えながら上手に残していらっしゃいます。この余りの白い壁が心地良さを演出するポイントなのですね。

「窓の家」の良さはもちろん他にもたくさんあるのですが、ぜひ一度全国の「窓の家」モデルハウス「入居者宅」見学会でぜひこの「白」に注目しながらご見学いただければと思います。(E.K)

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