vol.19 日曜の家
「無印良品の家」で暮らしている方を訪ねて千葉県千葉市のニュータウンへ。
caf? vivement dimanche 店主の堀内隆志さんが、
静かな住宅街の真っ白な「木の家」に会いに行きました。

施工例 | 2015.8.11

ダイアログ1

だから、ここに建てました

「木の家」
O邸|千葉県、2011年12月竣工
延べ床面積: 120.07m²(36.32坪)
家族構成: 夫婦・猫2匹

堀内隆志さんが会いにいった家

関西出身のご主人と千葉生まれの奥様は、千葉市内にある大手通信販売サイトでマーケティングと管理の仕事をしています。
以前は会社に近い賃貸住宅で暮らしていて、契約更新の時期を控え、二人が選んだ選択肢は、「次は持ち家で暮らす」ことでした。
当初は建売住宅を考えていましたが、ある街との出合いがきっかけになり、戸建て住宅の計画がスタートします。
郊外の美術館の帰りに偶然通りかかった住宅街は、緑が多く閑静で、しかも通勤にも便利。幼稚園から高校まですぐ近所に揃っていて、大きな公園もあり、将来の子育ての環境としても理想的でした。
北側が道路に面した宅地は、北側に建物を寄せて建てると、南側に広めの庭をとることができます。南面に大きな開口部がある、開放的な「木の家」は、二人が探した土地に理想的な家でした。

「おじゃましますね」
「どうぞ~」
「ニャ~ォ」

堀内さん
写真を拝見すると、若いご夫婦二人で「無印良品の家」の暮らしを楽しんでいる感じがしますよね。コーヒー好きだとうかがってたので、家でどんなふうにコーヒーを楽しんでいるのか気になりますね。

収納家具は目的に合わせて自作!

堀内さん
あ、ネコ……。
ネコ
ニャ、ニャ~オン……フガーーーッ!!
すみません。お客さんに厳しいネコなんで。もう一匹は2階に隠れて出てこないんですけどね。
ネコ
ニャ~オン
堀内さん
かわいいね。それにしても、庭が気持ちいいですね。
庭の設いは、妻のあこがれのアンティークショップ&ガーディナーにお願いしたんですよ。隅っこに小屋も一緒につくってもらいました。
「木の家」に合う物置小屋ってないですからね。外壁は「木の家」のメタルのイメージで、アンティーク好きなので扉だけは古いものを付けてもらいました。自転車や庭道具を入れてます。
堀内さん
キッチンは同じサイズの容器がキレイに並んでますねー。
食器や鍋を後ろの棚にしまう方が多いと思うんですが、私はカウンター下の収納に入れて、その代わり、調味料や材料を瓶に移し替えて後ろに並べ、ひと目で残りの量が分かるようにしてるんです。特に乾物は、引き出しにしまうと埋もれちゃいますよね。

堀内さん
あー、そうですよね。忘れて同じもの買ったりして。
それで自分なりの工夫でこんなふうに……。ちなみにお皿は無印良品のファイルボックスを利用して、深めの引き出しに立てて収納してます。重ねると下のお皿、取り出しづらいですからね。
堀内さん
収納上手ですね~。この上のボックスは、ガラス容器の高さにピッタリ合うサイズを探したの?
これは彼がつくってくれました。さらに、ボックスの上にバンカーズボックスがぴったり入るように寸法を考えてもらって。
堀内さん
ホントにピッタリ。既成品はそういうわけにいかないからね。
建築学科卒業なんで、注文の寸法で図面を引いて、木材を発注して組み立てるだけです。ダイニングテーブルの天板やテレビのローボードも自作ですよ。休日に庭でつくってます。
私はどちらかというと刺繍や編み物。このアンティークの扉の奥が私のアトリエです。収集癖があるのでいろいろと……(笑)。
僕は必要以上にモノは持たないタイプですから正反対かな。
堀内さん
家の中に木工部と手芸部があって、奥様のコレクションの棚をご主人がつくる。なんかいいですね~。

コレクター派と持たない派

堀内さん
2階も明るくて広々として良い空間ですね。
このスペースは、将来は仕切って子供部屋にもできますから。僕はここから吹き抜け越しに眺める庭が好きなんですよ。
堀内さん
いいですね。ところで、これはネコ用?(ニャ~オン)
動画サイトでダンボール箱でネコの遊び場をつくった人の動画を見て自分でつくってみました。けっこう遊んでくれますよ。

堀内さん
すごい。ホントに何でもつくっちゃうんですね。あ、データDJシステムもありますね。音楽はどんなジャンルが好きなの?
テックハウスです。堀内さんはブラジル音楽ですよね。僕はCDはデータ保存したら処分するので手元には残っていませんが。
堀内さん
確かにモノは少ないですもんね。ところで「無印良品の家」は前からご存知だったんですか?
はい。無印良品の愛用者ですからね~。

私はインテリアが好きで、彼は建築や建物に興味があり、その接点に「無印良品の家」があった感じでしょうか。だから、家の配置や方角や建築は彼任せで、私はインテリア担当でした。
堀内さん
ここでも、うまく住み分けできてたんだね(笑)。
はい! あの~、堀内さん、お願いが……。できればコーヒーを淹れているところを見せていただきたいのですが……。
堀内さん
いいですよ! じゃあ準備しますか。
わーい!!!
ネコ
ニャオ~ン!!