
公共空間木質化事業 福井県済生会病院 [バス待合室]
事例紹介
2025.07.14
公共空間木質化事業
事例紹介
熊本県球磨郡五木村に位置する「道の駅 子守唄の里五木」のリニューアルに際して、地元の特産物を集めた物産館エリアとバス待合所兼イートインスペースの造作家具の設計、家具のコーディネートを手がけました。
板で構成したシンプルなデザインや角材を組み合わせることで升目がひきたつ什器等、この場所ならではの空間デザインを考えました。また、イートインスペースには、カフェテーブルと無印良品のチェアを組み合わせています。木造平屋・瓦屋根という建物がもともと持つ日本らしさを活かした凛とした佇まいを什器にも反映させるにあたり、釘やビスを使わずに、木片を組み合わせて立体的な形を作る「組み木」や「継手」といった伝統的な技法から着想を得ています。技法を用いた什器は、建物と什器のデザイン面での共通化だけでなく、耐久性や再利用性といった点でも、木材の特性を最大限に引き出すことができます。