
公共空間木質化事業 福井県済生会病院 [バス待合室]
事例紹介
2025.03.22
宿泊・滞在施設リノベーション事業
事例紹介
古代から自然信仰の地とされていた奈良県吉野町。かつて修験道者の宿として栄え、100年の歴史を紡いできたお宿 坂本屋の客室3室を「MUJI room」として、コンセプト企画から内装設計・家具備品のスタイリングまでを行いました。
フローリング材は吉野杉無垢材の節あり材を使用し、木材の個性を活かした表情豊かな内装に仕上がりました。無垢材の持つ調湿性や断熱性、衝撃吸収性などの機能面だけではなく、経年変化も愉しめるのが特徴です。
また、吉野杉の特性をいかしたランプシェードと地域産の桜の一枚板でつくったローテーブル、吉野杉の年輪を1枚ずつ手作業ではぎ取り完成させたアート作品や客室家具を製作する過程ででた桜の木の端材を活用したルームキー等、近畿エリアの工房・作家との共創により、その地ならではのくらしを感じる空間となりました。